2005年11月27日
大山三峰〜大山山頂 (単独)
鎖場の復習と秋色の木々

きょうは、先日みろく山の会で勉強した三点支持の勉強が生かせる場をと思い立ち、手頃な大山三峰に行くことにしました。
昨年の11月にも大山三峰に来ましたが、そのときは土山峠から不動尻、広沢寺温泉に下りました。
今回は尾根筋をしっかりと大山山頂まで登ります。
途中に赤点線の道がありますが、メーリングリストで紹介されたときには踏み跡が判りやすいとの話でしたので、単独ではありますが歩いてみることにしました。

煤ヶ谷(7.40)−物見峠上祠(8.50)-三峰(10.12-20)-唐沢峠(11.20-25)
-大山(12.55-13.20)-下社(14.20-30)-バス停(15.05)





煤ヶ谷から少し車道を上ってから登山道に入ります。脇にはヒル注意の看板と共に塩を入れたケースが置いてあります。もう今の季節になれば心配ないでしょう。
物見峠方面は結構な急登を登って行きます。
途中登山道上に枯れ木が積んであるところがあり、邪魔だなと思いながら跨いで進みます。ふと違和感を感じ振り返ると、枯れ木の向こうに折り返しの道がついています。
この枯れ木は、道迷いがないようにわざわざ積んで下さったものなんですね。邪魔にしてごめんなさい。きっとここが、地図に書いてある「迷」の場所でしょう。



ようやく物見峠先のピークに到着です。
祠の脇を通り、三峰山に向かいます。
北側に見える丹沢三峰方面の木々はすっかり秋色に染まっていました。



三峰山までの尾根道は、「三峰」の名前の通り登り下りを繰り返します。
一部は法面が崩れ登山道の半分くらいが削り取られた場所もありました。
三峰山近くになると鎖場が現れます。
岩稜ではないのでそれほどの恐ろしさはありませんが、
足元に注意しながら先日勉強した三点支持を思い出しながら登ってゆきます。








ようやく山頂に到着。ここは展望がほとんどありません。小休憩して今度は大山山頂に向かいます。
不動尻への分岐から唐沢峠方面に向かいます。ここは、赤点線の道ですが、テープや紙のマークが残っておりそれを頼りに進んで行きます。
しかし、唐沢峠を過ぎ、だだっ広いピークのあたりでついに目印をロストして方向が判らなくなりました。
焦っても仕方がないので、等高線に沿ってぐるりと回ってみると再び目印を見つけ進むことが出来ました。
大山へ近づくと一面がススキ原になります。
その中に赤い実をたわわにつけている木が何本かあります。
カマツカでしょうか。おいしそうな実です。






ここから山頂までは、あとわずか。最後の急登を必死に登ります。物見峠への登りでペースをあげすぎたツケが回ってきてヘロヘロになってしまいました。
13時近くになってようやく大山山頂に到着、ようやく昼食です。
ここからは下りです。
ストックを出して膝をいたわりながら降りて行きますが、それでも今までの疲れのためガクガクしてきます。
下社で神水を汲んで一服した後男坂を下りました。





久しぶりにペースがめちゃくちゃの登山になりましたが、秋色の山を楽しく登ることが出来ました。
でも・・・
あー、つかれた!