2006年1月3日 丹沢表尾根 (みろく山の会)
新年の丹沢の眺め






ヤビツ峠(08.40)-富士見橋(09.00-10)-二ノ塔(10.15-20)-
行者ヶ岳(11.50-55)-書策小屋(12.40-13.10)-塔ノ岳(14.00-05)-
花立山荘(15.15-20)-堀山小屋(15.15-20)-大倉(16.40)





今日は「みろく山の会」の今年最初の山行です。

秦野駅7時半集合で、タクシー6台を連ね富士見橋に向かいます。
私は最後のタクシーでしたが、1台前の車はノーマルタイヤらしく蓑毛手前でもうお尻を振っている状態です。結局蓑毛のバス停から先に行けず別のタクシーを呼んでいるようです。先行して進ませて頂き、私たちの車がヤビツ峠に差しかかると先行車がロータリーで止まっています。これ以上先はタクシーとしては無理なようですので皆下車します。

遅れた車を待って体操を行った後、歩き出します。車道はあちこちで凍り滑りやすくなっていますが、脇の雪を踏んでいる分には安心して歩くことが出来るようです。







三ノ塔から見た表尾根塔ノ岳方向


左写真をカシミールで確認


富士見橋からは3班に分かれ登って行きます。私は最後の3班です。

登山道は昨日の荒天にもかかわらず雪はあまりありません。最大で5cm程度でしょうか。時々足を滑らせながら登って行きます。

三ノ塔を下ったあたりで滑ることが多くなり、アイゼンをつけることになりました。アイゼンをつけてからは滑ることもなくなり快調に進みます。
ただ、雪が少ないところでは、岩をガリガリと削るのでただでも痛んできている登山道に申し訳ないような気がしました。





行者ヶ岳の鎖場では、先日の三点支持の練習が役に立ったようで、以前のように足でまさぐりながらの下降ではなく、足元を自分の目でしっかりと確認しながら降りることが出来ました。
スリングとカラビナを使った岩場を降りる際の安全確保の練習もかねてロープを出して頂きました。田中さん、ありがとうございました。

アイゼンの段取りと鎖場で少々手間取り、書策小屋で昼食です。温かいコーヒーといつものパンでエネルギーチャージです。
ひと心地ついたところで再び塔ノ岳に向かいます。





14時にようやく塔ノ岳につきました。
久しぶりの塔ノ岳からの眺めは見通しがきき雄大なものがありました。冬の気候ならではの透明感です。
しかし、富士山は少し雲がかかっていて残念。




塔ノ岳から蛭ヶ岳方向(カシミールによる)




塔ノ岳から富士山方向(カシミールによる)




塔ノ岳から伊豆方向(カシミールによる)




塔ノ岳から表尾根方向(カシミールによる)





さて、1班と2班は既に下山しているようです。我々も大倉のドングリハウスのビールを目指して降りることにします。
花立山荘でアイゼンをはずし、下山速度を増します。
とはいうものの休憩時間込みで塔ノ岳から大倉まで2時間半を超えていました。

ここで一応解散と言うことで、ドングリハウスで反省会を行いました。お疲れ様でした。

今年もまた、山も花も草も木もいっぱい親しみ、安全に自然にふれあって楽しみましょう!