2006年2月4日 御前山 (みろく山の会)
雪はなかったけれど




立川駅(7.05)JR青梅線-奥多摩駅(8.23) 奥多摩駅バス停(8.35)西東京バス-奥多摩湖バス停(8.51)
奥多摩湖バス停(9.10)-(9.45-50)-(10.15-20)-(11.10-15)-惣岳山(11.50-55)-御前山(12.20-13.05)-避難小屋(13.20-25)-(アイゼン取付13.40-15)-体験の森トチノキ広場(アイゼン取外14.55-15.00)-栃寄ノ滝(15.05)-車道(15.50)-境橋バス停(16.05)



今日は、雪歩きを楽しむために奥多摩の御前山に行きました。
しかし、雪はありませんでした。

風が強く、気温が−6℃で風速が10m近いと言うことは・・・
体感温度は−16℃ということになりますか・・・

とはいえ風が止んだときの日だまりはポカポカと暖かく、楽しい山行でした。


奥多摩湖バス停到着後、ストレッチ体操をしてから9時10分に出発。
外気温は−2℃。
風が強く、小河内ダムの欄干からヒュルヒュルと風切り音が聞こえてきます。

登りにはいると、いきなりの急登です。
雪はありませんが斜面は凍てつき、降り積もっている落ち葉を取り除くとその下にはべっこう色をしたアイスバーンが隠れています。
一歩一歩足元を確認しながら登って行きますが、ちょっと気を抜くと氷の上を滑り落ちそうになります。


雑木林の中を更に上がるとサス沢山に到着。奥多摩湖の奥には大菩薩嶺が見えます。


一旦なだらかな尾根道になりますが、惣岳山に向けてまた急登となります。 たどり着いた頂上でちょっと休憩。

更に御前山に向かいます。頂上手前に富士山のよく見える場所がありました。 相変わらず雪が少ないですね。

惣岳山山頂1341m
富士山が正面に


さて、御前山山頂に到着。お昼ご飯です。
リーダーとサブリーダーがお汁粉を持ってきて下さっていましたのでごちそうになりました。


おきまりの三角点

たまには記念撮影


北側の眺めは奥多摩の山々を一望できます。
正面に石尾根と鷹ノ巣山、その左に雲取山、飛龍山が見えます。
更に左には大菩薩嶺があり、雲取山との間に金峰山と国師ヶ岳が霞んで見えました。






今度は南側。
丹沢が一望できます。
左から大山、一旦下がって丹沢三峰から丹沢山と高くなり、更に不動ノ峰鬼ヶ岩ノ頭と登って蛭ヶ岳となります。
がくっと下がって臼ヶ岳、また登って檜洞丸、なだらかに下がり右には大室山と加入道山ですね。




さて、お腹も一杯になったところで再び出発です。


少し下ると避難小屋が見えてきます。
避難小屋はまだ新しく中には布団が用意してありました。
ここのテラスからは、東京の街を眺めることが出来ます。
池袋のサンシャインビルが中央に見えました。
夜景はきれいなことでしょう。


この先は、凍結した急な下りです。アイゼンを付けて下ることにします。
アイゼンの威力は絶大で、今まで足元を確認しながら氷の面をさけてゆっくり歩いていたのが、通常の歩幅で安心して歩けます。
シャキシャキと氷が切れる音が爽快です。
急坂も終わり、体験の森のトチノキ広場についたところでアイゼンをはずします。
ここからは沢歩きになります。
車道をクロスして沢道に入って行くと栃寄ノ滝が見えます。
落差はありますが水量は少なく、氷結はしていませんでした。
更に沢を下って行くと谷のあちこちから水が流れ込みます。
そのほとんどはつららを下げており、その下にはワサビ田がありました。



栃寄ノ滝




バス停からの渓谷の眺め


車道に出てからテクテクとバス停まで歩きました。
バス停からは、きれいな渓谷を眺めることが出来ます。

バスに乗り奥多摩駅で解散後、ビールとラーメンで腹を満たした後帰路につきました。

雪はなかったが楽しかったなどと思いながら自宅の最寄り駅に着くと何故か雪が積もっていました。はて、何としたことか。びっくりしました。

     

               自宅近くの駅にて
今日も皆さんにいろいろと教えて頂きました。
特にリーダーの大越さん、サブリーダーの白羽さん、お汁粉までごちそうになりありがとうございました。

また、よろしくお願い致します。