2006年6月17日 鳶尾山〜八菅山 (単独)
雨の合間にお散歩




本厚木(7.30)-鳶尾団地(7.57-8.05)-展覧台公園(8.09)-金比羅宮跡(8.25)-展望台(8.30-35)
-鳶尾山前鞍部(8.53-9.00)-鳶尾山(9.14)-やなみ峠(9.25)-八菅公園入口(9.45)-八菅神社下(9.57
-八菅神社(10.10)-展望台(10.20)-七尾山(八菅山)(10.30)-中津川CCクラブハウス(10.44)
-上荻野(11.07-31)-本厚木(12.05)
計8.8km


今日は、丹沢自然観察会でトップ担当になった10月15日の鳶尾山〜八菅山の予習をしに行きました。

前日の夜まで、みろく山の会の塔ノ岳トレーニング山行Cクラスに参加しようと、重量調整用のペットボトルを用意して張り切っていたのだが、足の調子がイマイチ良くならないのと申込書を仕事場に忘れて来てしまったので、気持ちが砕けてしまいました。

早朝起き出して鳶尾山の資料を印刷し、妻に行先を説明してから出発します。

バスで鳶尾団地まで向かい歩き始めます。
団地の周回道路から展覧台公園の階段を上り始めるとホタルブクロがたくさん咲いています。
萼が反り返っているのでヤマホタルブクロではありません。

ホタルブクロ

マウスを合わせると花を拡大

階段を上りきった後に続くハイキングコースは、先日からの雨で洗われとても滑りやすい。

金比羅宮跡を抜け、日清戦没者記念碑のある展望台からは、本来であれば360度の視界が得られるところですが、曇り空のため大山さえも望めず、頭の隠れた仏果山や経ヶ岳など宮ヶ瀬東方の山を眺めるにとどまりました。

展望台より仏果山方向を望む

展望台

日露戦没者記念碑

ここから鳶尾山手前の鞍部まで下ります。
斜面から湧水が道を小川となって流れています。
カノツメソウ?やオカトラノオ、シモツケが咲いています。
ウツギの残り花も見ることが出来ました。
また、クモの子供たちがいたので「クモの子を散らすよう」を実験してみました。

カノツメソウ?
マウスを合わせると花を拡大


オカトラノオ


オカトラノオの花

シモツケ
マウスを合わせると花を拡大

クモの子を散らす
   


鞍部は湿地帯のようになっています。
足元に気をつけながら花を探すと、テリハノイバラ、ニガナ、オオジシバリ、ニワゼキショウを見つけました。

テリハノイバラ
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ニガナ
マウスを合わせると花を拡大

登り返して鳶尾山に到着。
日本最初の一等三角点です。
ここにはナワシロイチゴのピンクの花がありました。

鳶尾山頂


鳶尾山一等三角点
マウスを合わせると拡大


ナワシロイチゴ
さて、ここから八菅公園までひたすら下ります。
やなみ峠を過ぎてからの車道は路肩が崩れ危険な状態になっていました。
途中にギンリョウソウの群落がある場所があり今年もたくさん顔を出していました。
 
車道脇が崩れています

 
ギンリョウソウ
八菅神社の参道は女坂を上ります。
社を過ぎれば七尾山までは公園の中の尾根道です。
山頂を確認できないまま中津川カントリークラブの脇に出てしまいました。
あとは、舗装道路をひたすら下りてバス停に向かいます。
コースの斜面にはオオジシバリとノハラアザミがたくさん咲いていました。
植栽ですが、タイサンボクとヤマボウシも咲いていました。

八菅神社

中津川カントリークラブの
オオジシバリとノハラアザミ
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ノハラアザミ

タイサンボク

ヤマボウシ

アメリカフウロ

昨年気になっていた歩道のど真ん中にあったお地蔵さんたちですが、無事路肩に移動していました。
めでたしめでたし。

昨年のお地蔵さんの位置

今年は無くなっています

ここに移動していました

お地蔵さん遠景



ということで、結局昼前にバス停に着いてしまったので、バスが来るまで縁石に腰掛けてお弁当のおにぎりを食べてからうちに帰りましたとさ。