2006年7月8日 櫛形山 (みろく山の会)
アヤメとテガタチドリ


北尾根登山口(9.30)-展望台(10.45-55)-アヤメ平(12.45-13.20)-裸山(13.53)
-バラボタン平(14.24)-櫛形山(14.40-46)-バラボタン平(14.55-15.15)-祠頭(15.25)
-林道(16.15)-グリーンロッジ(17.20)




八王子6時50分集合でバスに乗って出発です。

グリーンロッジの前を通り過ぎ、北尾根登山道口の前で下車。
ストレッチをしてからいよいよ登り始めます。

高温多湿の中を登って行きますが時折通り過ぎる風が心地よい。
あちこちにコアジサイの花を見かけました。
一旦林道に出るとそこには展望台があり、田中澄江の「花の百名山」の碑文があります。
残念ながらガスっていて眺望は望めませんでしたが、右手に富士山を微かに眺めることが出来ました。
林道の擁壁にはウツギが咲いていました。

「花の百名山」の碑

コアジサイ
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ウツギ
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休憩後更に登って行くと、アカショウマ、ヤブマメ、ヤグルマソウ、クサタチバナ、アキノタムラソウ、アマドコロなどを見ることが出来ました。

アカショウマ

ヤブマメ

ヤグルマソウ
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クサタチバナ
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アキノタムラソウ
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アマドコロ
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さて、アヤメ平に到着。昼食となります。
アヤメで有名と言うことですが、その他の草が生い茂り、アヤメは多くはありません。
それでも、道標のあたりには固まって咲いていました。
また、その足元にテガタチドリやヤマオダマキ、近くにグンナイフウロやウマノアシガタの群生を見ることが出来ました。


アヤメ平のアヤメ
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ヤマオダマキ

グンナイフウロ
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ウマノアシガタ
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テガタチドリ
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昼食休憩の後、裸山に向かって進みます。
鬱蒼とした森の中は、オオヤマフスマ、コウモリソウが繁っています。

裸山に到着すると、周囲の斜面にははアヤメがたくさん咲いています。
テガタチドリの色の濃いものもありました。

裸山のアヤメたち

テガタチドリ
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コウモリソウ

オオヤマフスマ



ここから櫛形山に向かいます。
このあたりは、カラマツの原生林が残っており、立派な幹を見ることが出来ます。
マイヅルソウ、カニコウモリ、クルマムグラが咲いています。

カラマツの古木

カニコウモリ

クルマバムグラ

マイヅルソウ



さて、バラボタン平を通過し櫛形山に到着。
櫛形山の標識が立っており、2052m山梨百名山のと明記してあります。
しかし、地図上の櫛形山(三角点のある奥仙重)はここではありません。
もう少しあと500mほど南に行ったところです。
どちらも眺望は望めないのでどうでも良いようなものですが、
一生懸命三角点を探した私の身にもなって下さい・・・

櫛形山の道標



ここからバラボタン平に戻りひたすら中尾根登山道を下ります。
長かった・・・
ここでは、コケイランを見ることが出来ました。
レンゲショウマはまだ小さな蕾でした。

コケイラン
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レンゲショウマの蕾



やっとグリーンロッジに到着したのは17時20分。
久しぶりに長丁場でした。
この後は、バスの中で恒例のワインで乾杯。
本日の疲れを癒しながら横浜駅へと向かったのでした。

今回も企画して頂いたリーダーの富田さん、サブリーダーの塩原さん、
そして同行して頂いたみなさん、ありがとうございました。
またよろしくお願い致します。