2006年11月18日 天王寺尾根〜丹沢山
(みろく山の会)
モミの木とブナの実



秦野駅7.00(タクシー\7460)=7.57塩水橋〜8.22天王寺橋(ストレッチ)8.41
〜8.59天王寺峠〜9.07休9.10〜9.40休9.45〜10.37休10.45〜10.53堂平分岐
〜11.32丹沢山12.05〜13.30塔ノ岳13.40〜14.20小草平14.25
〜15.05一本松上15.10〜16.00大倉



今日はみろく山の会の会山行で天王寺尾根から丹沢山に向かいます。
塩水橋は公共交通機関で行くには非常に不便な場所で、一般的には自家用車で行くしかない場所です。
今回は、秦野駅からタクシーで行くことになります。
総員15名なので1台5人乗車で、7460円ですので1人あたり1500円で行くことが出来ました。

到着すると道路には自動車がいっぱい。
皆さん紅葉狙いで来られているのでしょうか。


まずは舗装された林道を歩き、天王寺橋でストレッチをします。
まずは、天王寺峠まで急登を行きます。登りはじめるとすぐに1本の綺麗に紅葉したカエデが見えました。
どこからか、人の話し声が聞こえると話してましたが、近づくとチェーンソーの音で、枝打ちを行っているところでした。


カエデの紅葉


本谷橋の吊橋


枝打ち中


峠を越えると、比較的なだらかな尾根道となります。
植林部を抜けると丹沢本来の林相だと思われるモミとブナの自然林になります。
モミの木の大きいこと。
時々差し込む陽の光に、黄葉からの木漏れ日が綺麗です。
落ち葉を手ですくいあげるとモミのマツカサ?とブナの実を見つける事が出来ました。


モミカサ? ブナの実 ブナの実の殻



堂平への分岐を過ぎ丹沢山が近くなると両側がガレた部分があります。
昭文社の地図には「ガレ場・クサリ」と書いてありますが、ガレが進みクサリはほとんど役に立たなくなっており、木階段もすっかり土が抜けています。
このまま放置すればあと数年で通れなくなるでしょう。
整備するにも迂回路はなく、通行量を考えると数年後には廃道かなと思えました。


無事ガレ場を通過し、丹沢山に到着。
直下には既に霜柱が立っていました。
これから丹沢の登山道はぬかるみの季節に入るんだなあと思い出させられました。


霜柱

丹沢山に到着

いつもの一等三角点


丹沢山で昼食。
空は曇り、どんどん冷え込んできます。
出発前に、「こんな季節には、休憩直後に良く足が痙るんだよね。」などと言いながらストレッチをして出発しましたが、案の定、足が痙る人が出てきます。
膝が痛み始める人も出てきたようです。
応急処置をしてゆっくり進みようやく塔ノ岳に到着。

葉を落としたブナの尾根道を歩く


箒杉沢方面
富士山は見えない


龍ヶ馬場から大山方面

龍ヶ馬場から
塔ノ岳方面
まだ遠く・・・


塔ノ岳頂上には、まるで剥製のようにじっとしている牡鹿がいました。すっかりスター気取りで、皆さんの撮影に目線で答えていました。

ここからの下りは皆さん復活して順調そのもの。
とはいうものの私の膝も途中から痛み出し、小草平からはダブルストックで膝を庇いながら下りました。

無事に大倉に辿り着いたのは丁度16時。
ドングリハウスで、今日の反省会を行ったのでした。

塔ノ岳の牡鹿


今回お世話になった富田さん河口さん、お互いにサポートしあった皆さん、ありがとうございました。
最後にはみんな一緒に下山できて、とても嬉しかったです。

また機会がありましたらよろしくお願いいたします。