2006年12月2日 本間ノ頭〜春ノ木丸
(みろく山の会)
ヤブ漕ぎの季節



宮ヶ瀬バス停8.00〜8.40金沢橋8.45〜9.22鉄塔(532m)9.27〜ピーク(732m)10.05
〜10.35ピーク(849m)10.45〜11.22ピーク(1043m)11.25〜12.14本間ノ頭12.45
〜何度か足痙り休憩〜14.25高畑山14.33〜14.56御殿森ノ頭〜15.00分岐
〜15.21春ノ木丸15.25〜15.42宮ヶ瀬バス停


今日は、「みろく山の会」の山行で、亡くなった安室さんが昨年の同じ頃実施されたコースを再び歩くという計画に参加させていただきました。

場所は宮ヶ瀬湖西側の相模原市と清川村の境界になっている尾根を本間ノ頭までヤブ漕ぎして、高畑山から三叉路に下らずに春ノ木丸へ行くというコースです。

今日は宮ヶ瀬のクリスマスツリー点灯式の日。準備に大忙しの売店を横目に見ながら宮ヶ瀬バス停を8時に出発。林道を歩きます。すぐに暖かくなるだろうと上着を脱いで出発しましたが、霜の降りた林道は日陰のためアスファルトからの冷気がとても寒い。湖面からは温度差のために湯気が上がっています。

周りの紅葉は盛りを過ぎているようですが、裸木と紅葉、常緑のコントラストがおもしろい。湖面に映る山影も冷え込みのためかキリッとしています。

宮ヶ瀬公園を出発


林道から


林道から


金沢橋から

532m地点の鉄塔から

金沢橋で体勢を整えた後、ヤブに入って行きます。いきなりの笹の急登は沢の詰めを思い出させます。ゴーグルかサングラスを持ってくれば良かったと後悔しました。身長が高いため他の人と障害の位置が違うんだよなあ。後方にいるのに少しも楽になりません。

尾根筋に上がると杉や檜の植林地が多くなります。歩くのがだいぶ楽になりますが、5箇所ほどある鹿柵越えの脚立(踏板無)と、バラとサンショウのトゲが障害となります。
それでも広い落葉樹の尾根と落ち葉の道は楽しく歩くことが出来ました。

先頭を交代しながら歩いてゆきましたが、急登も多く、息を切らし汗を流しながらようやくの思いでついて行く状況でした。


広い尾根を楽しく歩く
1043mから本間ノ頭までは私の担当。ルートを確認しながら進みます。
あまり遅くなってしまっては恥ずかしいと、時折後ろを振り返りますが、皆余裕の表情で楽しく会話しながらついてきます。
呼吸を一定に保ちながらバテないように進みようやく本日の最高点である本間ノ頭1344mに到着し昼食とします。



本間ノ頭に到着

そこで皆に言われたのは、ずいぶんペースが速かったねということでした。
さっきまで皆のペースについて行けずヒーヒー言いながら登っていたのですが、先頭になると自分のペースが保てるので、結果として自分が感じているより速いペースになってゆくということのようです。
今後は気をつけるようにしなければと思いました。

下りは相変わらず速いペースです。
一昨年に単独で歩いた時には金冷シのへつり部やザレた登山道に恐怖感を味わいましたが、今回平常心で通過することが出来たのは会山行で経験を積ませていただいたおかげでしょう。

春ノ木丸を過ぎて宮ヶ瀬バス停に着いたのは15時40分過ぎ。1本早いバスに乗ることが出来ました。

高畑山の近くから宮ヶ瀬湖を望む



今日は、久しぶりに登山道でないところを歩いて、ルートファインディングを楽しませていただきました。地図読みの勉強も少しは出来た気がします。しかし、この尾根を下ったらどうなるかと思うと、まだまだ勉強が必要だなと感じました。

今回リーダーを務めていただいた大須賀さん、サブリーダーの清水さん、楽しい山行をありがとうございました。一緒に歩いていただいた皆さん、また機会がありましたらよろしくお願いいたします。