2006年12月31日 仏果山 (単独)
登り納めで試し履き



半僧坊前07.20〜09.00経ヶ岳9.07〜9.21半原越〜9.55革籠石山(640m)
〜10.30仏果山10.42〜11.10高取山11.25〜12.05宮ヶ瀬ダム〜12.46半原バス停



巣鴨のGOROに頼んでいた登山靴が出来上がってきた。ブーティエル深型。今履いている靴の底がすり減ってしまい、張替もきかないということなのでようやく注文した。これで私の靴は真冬用のS−8とブーティエルの2足となる。

本厚木駅前から6時50分発の半原行きの始発バスに乗る。
半僧門前バス停で下り、半僧坊へ。今日は山門だけで失礼させていただく。少し車道を戻り登山道へはいる。道はすっかり凍り付き、シモバシラも長く育っている。30分もしないうちに右足の踵が痛くなってくる。何度も靴ひもを締め直したりしたが、あたりが無くならず、諦めてテーピングをして再び歩き始める。

半像法山門

薄暗い杉林の中にカンアオイの花が咲いていた。経ヶ岳に到着すると西側の展望が開ける。丹沢の山々が一望できるが、この尾根からは富士山は眺められない。
カンアオイ


カンアオイの花
いったん半原越まで下るが、今度は両爪先が靴先にあったって痛い。足の甲の靴ひもを締め直して足が靴の中央に来るように調整する。半原越えから再び尾根を登る。途中の640m地点は革籠石山(かわごいしやま)という名前が付いているようだ。

               

木の葉の落ちた
穏やかな尾根道


岩場もあります


仏果山までの尾根道は痩せているところも多く、岩が露出している場所もある。大山三峰程度の感じかなあ。岩の隙間にリュウノウギクの咲き残りがあった。



仏果山で軽く昼食をとり、高取山に向かう。高取山山頂の展望塔からは宮ヶ瀬湖が一望できる。今日は特に眺めが良く、丹沢の山々、南アルプス、奥多摩の向こうに秩父の山も見ることが出来ました。


リュウノウギク


高取山から宮ヶ瀬湖を望む

ここから宮ヶ瀬ダムに向けて下る。
急な階段も多く、落ち葉に隠れた丸太に足を取られることもあったが何とかダムまで到着。

半原に向かうにはダムの下に行く必要があるのだが、インクラインもエレベーターも年末で休止。挙げ句の果てにダムの向こうの公園へのゲートも閉まっている。脇の擁壁を登って何とかクリア。公園を下り石小屋ダムまで辿り着き車道を下るとまたゲートが閉まっている。有刺鉄線のため諦めかけたが、左の斜面をよじ登って何とかクリアすることが出来た。

半原バス停には13時46分に到着。
ビールを飲む間もなく50分発のバスに乗って本厚木に戻った。




靴の調子は、半原越えを過ぎたあたりから気にならなくなり、最後は快適にフィットした。
当分は踵にテープを貼って履き慣らしてみよう。