2007年1月14日 幕岩スクール (みろく山の会)
第3日 懸垂下降

 幕岩スクールも3回目を迎えた。

 午前中は「桃源郷」で前回の復習。トップロープで登り、自己ビレイ、そしてロアーダウンという段取り。
左側の5.7のルートは素直に上がれた。
右の蟻さんルート5.8は、下部のオーバーハングはどっこいしょと上がることが出来たが、その上のホールドの細かい部分は相変わらず難しく、右に左にルートをはずれながらようやく登った。


 午後からは、奧の大滝スラブに移動。

 事前にリーダーと有志の方々で整備していただいていたのだが、それでも落ち葉が積もり一部はジメジメしている。
4本のロープを垂らし、左2本がクライミング用、右2本が懸垂下降用。
早速登りはじめる。
グレードは5.7なのだが、落ち葉や苔で滑りやすくなかなか難しい。
思わずヌンチャクを掴んで無理矢理力任せに登り失笑を買う。

自己ビレイをとってから、懸垂下降の指導を受ける。

@ロープにスリングを使ってブルージックをとる。
Aエイト環にロープを通しハーネスに固定。
Bバックル、支点、器具、結び目を確認しテンションを掛けてみる。
C壁面に乗り出しエイト環にテンションをかける。
D自己ビレイを外しブルージックの上のロープのうちの1本に掛ける。
E下の手を離さないようにゆっくりと降りる。
F下まで降りたら器具を外し上に声を掛ける。
と言う感じですね。

1回目はうまくいったが、2回目の段取りは最低。エイト環は逆になる。
ブルージックがロープに絡まる。
ビレイ用のスリングがエイト環に巻き込まれる。
降りかかっては戻って4回目にようやく降りた。

ということで今回の反省。
@私の場合は左手が下になるのだから、ブルージックはエイト環の右側のカラビナにかかっていないとロープと擦れ合ってスリングがエイト鐶に巻き込まれてしまう。
A同様に自己ビレイ用のスリングも右側からロープに掛ける。
B登るときのムーブの要領をもう少ししっかりと覚える。

ようやく懸垂下降を体験することが出来た。
これで、今年沢に行ったときにいきなり本番ということは無くなりそうだ。
頑張って山を楽しもう。