2007年1月21日 高松山〜シダンゴ山
(みろく山の会)
雪はなかったけれど良い天気





新松田駅0710−7.30高松山入口バス停〜7.40登山口7.55〜8.47鉄塔8.54〜9.18ビリ堂9.21
〜9.50高松山10.02〜10.50鉄塔11.00〜10.32西ヶ尾〜11.39ダルマ沢ノ頭〜12.15林道出会
〜12.30シダンゴ山13.08〜13.56宮地山14.11〜14.42寄15.35−新松田



今日は「みろく山の会」の会山行で高松山からシダンゴ山まで行った。

 新松田から西丹沢自然教室行きのバスに乗車。いつもなら乗り切れないほどの乗客がいるのだが、私たち以外には釣り姿の男性が一人。高松山入口で私たちを降ろしたバスはたった一人の乗客を乗せて発車した。

 昨日は霙だったが、青空も見える良い天気。登山道手前でストレッチの後出発。暖冬の影響か捨てられた屑野菜から菜の花が咲き、クサイチゴの花も咲いていた。鉄塔付近で先行する団体に遭遇。岩槻からバスで来たとのこと。ビリ堂では可愛い馬頭観音がお出迎え。本当に頭の上に馬の頭が乗っている。


可愛い馬頭観音


菜の花


クサイチゴ




 高松山に到着すると正面に大きな富士山。全員で記念写真。岩槻からの団体は高松山で宴会の予定だったそうだが、私たちがシダンゴ山まで行くと聞いて急遽予定を変更してシダンゴ山まで行くことにしたようだ。下に待機しているバスへの連絡要員を残して先に出発してゆく。宴会が良かったのにとぼやいている人もいたが顔の方は嬉しそう。
高松山は二等三角点



苔の隙間に
昨日の名残雪


高松山からの富士山


みんなで記念写真

 高松山からシダンゴ山までの道程は少々藪っぽく静かな雰囲気。の予定でしたが、先行する団体は、お話しに夢中らしくとても賑やか。期待した雪はなかったが、急登急下降の足元にはかえって良かった。なだらかな尾根を想像していた人もいたようだが、頂きと頂きとの間は深く、大汗をかきながら上り下りを繰り返す。時折遠くから狩猟の銃声と猟犬の吠声、勢子の掛け声か聞こえてくる。

 シダンゴ山手前の林道出会に到着すると、銃を傍らに置いた猟師が一人。直ぐ下の沢から盛大な呼子と吠声が聞こえる。猟師のアドバイスに従い、ここでの大休止をあきらめ、シダンゴ山へと向かう。

秦野峠への分岐標識は壊れています。
誰か早く直して〜!

 昼過ぎに、シダンゴ山に到着。大休止。やや霞んではいるものの、丹沢の山塊をぐるりと眺められる絶景。北の蛭ヶ岳はしっかり雪に包まれてる。かすかに見える塔ノ岳も白くなっている。鍋割山には雪は無さそうだ。微かに白くなっている三ノ塔は、塔ノ岳に登る表尾根の一部として重きを置かれていないようだが、ここから見る姿は他の山に勝るとも劣らぬ立派さだ。塔ノ岳と勘違いする人も多いようだ。


シダンゴ山の祠と
「シダンゴ」の名の由来碑


シダンゴ山は
三等三角点

シダンゴ山から塔ノ岳方面を望む




 山座同定を終えてから宮地山に向かう。到着した場所は、見晴らしの効かない林の中。一昔前にも来た方から聞くと、当時は木々の背も低く眺めが良かったとのこと。その名残で登山道として成立しているようだ。寄のバスは1時間に1本。今から降りてもぎりぎり間に合わないので、ゆっくり休憩してから出発する。

 寄バス停到着後、河原で靴底の泥を洗い流す。ここの河原は、岩色により青っぽく神秘的。夏に子供と遊びに来るのには最高の場所。とは言っても今からでは「孫と一緒に」となってしまうのか。管理センターで、昨年は売切れだったミカン200円也を購入。3Lサイズだが味が濃く美味しい。ようやく来たバスに乗って新松田へ。お約束の反省会もしっかりと行った。

 今回は、雪はなかったものの、思いも掛けぬ好天でゆっくりと楽しませていただきました。リーダーの柏さん、中山さん、どうもありがとうございました。同行していただいた皆さん、またご一緒しましたらよろしくお願いします。

ミツマタの蕾も
膨らみ始めた