2007年4月1日 ミツバ岳〜屏風岩山
(みろく山の会)
黄金色のミツマタに囲まれて








滝壷橋07.45〜08.45ミツバ岳08.52
〜09.05(休)09.08〜09.45権現山09.53
〜10.27二本杉峠〜10.52(休)11.22
〜12.01屏風岩山12.05〜12.42大滝峠上12.51
〜13.52(休)13.58〜14.17大滝橋






今回のルートは、一般の登山道ではない部分がありますので、行かれる方は自己責任でお願いいたします。



ここ数年で、丹沢のいろいろな場所を歩いてきた。その中でこのところ行ってみたいと思っていた場所は、大山北尾根、椿丸近辺、屏風岩山近辺、大杉山近辺。このうち、大山北尾根は、3月3日に鍋嵐と共に歩いた。

今回は、みろく山の会の山行で、屏風岩山を中心として歩くことになった。
コースは、ミツバ岳〜権現山を経由して屏風岩山へ行き大滝峠上から大滝橋に下るというもの。


御殿場線谷峨駅7時5分着。総勢20名。ワゴンタクシーを含む3台で滝壺橋へ向かう。

到着後ストレッチ。登り始めるとひたすら急登。
しっかりした作業道があるが、それにつられて進んではいけない。
尾根筋の踏み跡に向かう。

更に急勾配をジグザグを進む。
暗い杉林の中にぼーっと明るい場所が。
ヒトリシズカが群生していた。


滝壷橋を出発


ヒトリシズカの群生


ミツマタの林を進む

約1時間。ようやくなだらかになるとミツマタが現れてくる。
ミツバ岳だ。
山頂からは若干霞んではいるが富士山が綺麗に見えた。

休憩後少し進むと大株のミツマタの群生地。花に囲まれ幸せな気分。
香りも素晴らしい。
このために急登を登ってきたのだ。


ミツバ岳山頂から富士山を望む

ミツバ岳山頂


ミツバ岳の三等三角点


アブラチャンの花


ミツバ岳先のミツマタの林


ミツマタの花

ここからアップダウンを繰り返しながら権現山に到着。
二本杉峠から屏風岩山までは、ヤセ尾根や手を使って登らねばならない場所もあり結構大変。



権現山の二等三角点


権現山山頂


マメザクラ

屏風岩山手前で昼食を摂ったが、そこも満開のミツマタ。
屏風岩山からは正面に大きな畦ヶ丸を見ながら下る。


屏風岩山山頂



屏風岩山の三角点



屏風岩山から
畦ヶ丸を望む

更に進んで大滝峠。
ここから下りるのかと思ったら実際の分岐は、更に急登の上の「大滝峠上」。
ようやく下りになってとことこ下りる。

この道は水が豊富で、沢音を聞きながら楽しく下りる。
あまりの暑さに沢の水を頭からかぶる。
痛いほど冷たく気持ちが引き締まる。


一軒家避難小屋


爽やかな流れ


冷たい水で頭を冷やす

水際にはハナネコノメ。
まだ少し赤い葯が残っている。
ユリワサビとタチツボスミレも可愛く咲いている。


ハナネコノメ


ユリワサビ

途中で大滝を見る。
上の堰堤が不粋だがなかなか見事。

廻りの流れも爽やか。

夏に子供達を連れてきたらきっと喜ぶことだろう。


大滝


東海自然歩道の新しい看板

大滝橋到着は14時半一寸前。
迎えに来てもらったタクシーに乗って谷峨駅へ。
その後、新松田で反省会を行ったのは言うまでもない。


今回もリーダーを務めていただいた森本さん、サブリーダーの佐藤さん、どうもありがとうございました。
一緒に登ってくださった皆さん、またご一緒しましたらよろしくお願いいたします。


バリエーションルートは、ネットで紹介しすぎると道が荒れてきて困るという話がありました。
また、花の紹介も、余り位置を特定しすぎると盗掘の恐れがあるということも聞いたことがあります。
自分の山行記録として、また、入山者の利便のために役に立つかなと思ってネットに掲載していました。
しかし、余り詳しく書きすぎると他に迷惑がかかる事もあるようですので、これからは注意してゆこうと思います。