2007年5月26日 位牌岳・愛鷹山 (みろく山の会)
満開のツツジと大きな富士山








0840水神社0857〜0916ゲート〜0923登山道入口〜0957休1002〜1033つるべ落しの滝〜1105休1110〜1200大休止1222〜1236分岐〜1255位牌岳1300〜1312分岐〜1330いっぷく峠〜1347袴腰岳1353〜1440分岐〜1454愛鷹山〜1505分岐1512〜1609林道〜1643水神社





今日は、「みろく山の会」の山行で位牌岳・愛鷹山に行く。今回のキャッチフレーズは「ツツジの満開を期待して」であった。

三島駅からタクシーで水神社前の駐車場まで。迎車料金を含めて¥3690。
朝起きたときにはスッキリと晴れていたが、すっかり雲がかかってしまって今にも降りそうな雲行き。

ストレッチの後林道を登り始める。未明まで降り続いていた雨のため路面が濡れている。今日のコースは、ほとんどが沢沿いのため、少々不安。




水神社前駐車場






つるべ落としの滝


ゲートを過ぎ、登山道にはいると斜面のあちこちから水が流れ落ちている。途中何度か徒渉がある。

苔が滑りやすい上水量が多いため足がかりの岩がなかなか見つからない。
案の定、足を滑らせて流れに足をつっこむ者が出てくる。
そういう私も、3回目の徒渉で、何でもない岩に足をおいて立ち止まっていたところ、よそ見をしてバランスを崩し左足をドボン。


ようやく辿り着いたつるべ落としの滝。

枯れ滝になることもあるそうだが、今日は堂々たる水量が見事。



徒渉を繰り返す



ツツジの下を歩く


ここを過ぎれば尾根道と思ったのだが、さにあらず。
ブナを主とした沢沿いの道が続く。
途中からツツジの紫色ががところどころに見えるようになる。
望遠レンズで盛んにシャッターを切っていたが、そのうち、辺り一面のトウゴクミツバツツジの群落に出会う。
ここで昼食。
沢の涼しさと緑の美しさ。
そしてトウゴクミツバツツジの明るいムラサキが素晴らしい。
途中からは、この山塊固有の愛鷹ツツジも見ることが出来た。




トウゴクミツバツツジ



アシタカツツジ


曇っていた空も青空が広がるようになってようやく位牌岳山頂に到着。展望はあまりないが、北に続く登山道の間から富士山をくっきりと望めた。

ここから、袴腰岳に向かう。途中で富士山と共に越前岳方面の眺望が開けた。ここで納得。私は、何故今回の山行が位牌岳から越前岳に抜けないのか不思議で仕方なかったのだが、山容を見れば一目瞭然。切り立った鋸状の尾根が続き、とても一般の登山「客」が縦走するようなコースには見えない。気持ちを引き締めてザイルとハーネスを準備してから取りかかるべきだと反省。次回改めて挑戦してみよう。



位牌岳から望む富士山




位牌岳から鋸岳に続く鋭い稜線
奥に越前岳と富士山



ナツツバキとアシタカツツジ
ナツツバキの木肌が綺麗


ブナとアシタカツツジ



大きなブナの木


この後、愛鷹山に向かう。愛鷹の山塊は位牌岳と越前岳が双耳峰のようになっているのに何故ゆえに全体を愛鷹山と言うのか不思議だったが、これも登ってみて一部納得。

南から登って最初のピークがこの山だということで神社も祭られている上、なんと言っても山頂は一等三角点となっている。このあたりではとても目立つ山なんだろうなあ。


愛鷹山からの眺め



愛鷹山の桃沢神社



愛鷹山は一等三角点




最後の下りも徒渉を繰り返す。林道に出てから少し落ち着いて花の撮影をすることが出来た。途中で見えた水神社はとても立派な社。立ち寄ってお参りできなかったのが残念。

結局、予定時刻を30分ほど過ぎて水神社の駐車場に到着。タクシーの運転手さん達は、いやな顔もせずに待っていてくださいました。どうもありがとう。帰りの料金は、迎車料金を含め¥4010。


今回リーダーを務めてくださった高木さん、小林さん、難しい徒渉等をサポートしてくださり、どうもありがとうございました。一緒に登ってくださった皆さん、事故もなく下山することが出来て、お互いに良かったですね。また機会がありましたらよろしくお願いいたします。





今回観察した花(番外編


ハンショウヅル



サルメンエビネ?



サルメンエビネ?



チャルメルソウの
花が終わった
姿でしょうか?

クワガタソウ



マルバウツギ



ガクウツギ



サワギキョウ



ケウツギ



ニシキウツギ



ヤマツツジ



クルマムグラ



ナツトウダイ



ナツトウダイ



ニガナ



ジジバリ