2007年6月10日 鳶尾山 (丹沢自然観察会)
雨に濡れたシモツケ



鳶尾団地バス停09.15〜09.40金比羅神社09.50〜10.30鳶尾山10.35〜10.48やなみ峠分岐〜11.05まつかげ台



イチヤクソウ


今日は、丹沢自然観察会の6月例会で鳶尾山に向かう。

天候は悪化して行くようだが、とりあえず中連絡が来ないので現地に向かう。
鳶尾団地バス停に到着すると、いつもより少ない17人が集合。準備運動をしてから出発。

大通りを過ぎ、鳶尾山入口の階段を登り始めると、空からぽつぽつと落ちてくる。ぽつぽつの間隔が段々短くなり、葉を叩く音が賑やかになってくる。それでも林の中の散策道には雨が落ちてこない。森の保水力はこんな所にもあるのだと妙に感心しながら進む。

ここで見かけたのがイチヤクソウ。白い花が薄暗い森の中で輝いている。

鳶尾山山頂
金比羅宮跡に到着する頃にはさすがに葉の先から大粒の雫が落ちはじめた。あきらめて雨支度をする。

更に進むが雷も鳴り始める。鞍部ではテリハノイバラやシモツケが雨に濡れてしっとりと咲いている。

ようやく着いた鳶尾山で雨中の記念撮影。


シモツケ


鳶尾山の一等三角点


雨の中鳶尾山を出発


雨はひどくなる一方なので、先の行程をあきらめ、分岐からまつかげ台バス停に降りる。少し待つと始発バスが到着。全員座って本厚木駅に戻ることが出来た。

あまりに早いので居酒屋はやっていない。ミロードの上階のそば屋で昼食を兼ねて反省会。そば屋では焼酎は「お湯割り」でなく「そば湯割り」で飲むのだと一つ勉強した。

店を出る頃には、雨上がりの大山の頂上がくっきりと見えてきた。中止したときに限ってこんなものと、皆で苦笑いしながら帰った。