2007年7月8日 源次郎沢 (みろく山の会)
奧二俣を左に行ったら・・・


08.00戸沢駐車場(渓装)08.25〜08.42F1〜08.45F28.50〜08.58F3〜09.11休09.20〜09.20F409.26〜09.30二俣〜09.32F510.00〜10.15休10.22〜10.25F610.28〜10.31F7奥二俣〜10.34F8〜10.40F911.30〜11.37F10〜12.00源次郎尾根岩塔(渓装解昼食)12.30〜13.05堀山の家13.10〜14.22大倉



今回は、前回6月16日に行った源次郎沢を再び遡行する。
前回はF7のある奧二俣を右に行きザレを登って源次郎尾根に辿り着いた。
今回は、一般の遡行図の通り左俣に入り、F8以降を楽しんでみる。

F7までは、前回と同じなのであっさりと紹介。


戸沢駐車場で渓装

F1が見えてくる

F1は右から

F2 4段8m
右右左右


途中の滝1

途中の滝2

途中の滝2で
カエルが滑っていた


途中の滝3

F3

F3は右をへつる


F3最上部


途中の流れ1

F4手前のガレ場


F4

F4落ち口より
回り込み部の岩を見る


途中の流れ


F5が見えてくる


F5


F5は左側に
ロープを張る


F5上

大岩二つ


大岩は右側の右を登る


勾配がきつくなる


F6


F7と奧二俣
ここを左に行く




ここからは新しい遡行となる。
奧二俣を左に進み急勾配のガレを登る。水は枯れている。
すぐに突き当たり、右側にF8が見える。急勾配の樋状が2段続く。
足掛かりはしっかりしてるが、がばっと掴める訳ではないので慎重に登る。


F8に到着


F8下段の樋状


F8上段の樋状

F9に到着




更に急勾配のガレを進むと狭くなりF9が現れる。
正面はCSで登れない。
左側に手がかり足掛かりがいっぱいあってスリングも沢山残置してある。
そこを登るのだと思ったら、以前登ったことがある右側の急勾配の壁を登るという。
簡単に登れるところがあるのに何故?と思ったが、リードは試行錯誤を繰り返しながらフィックスループを張ってくれた。
その姿を見ていた私は、絶対に無理!と思ったが、誰も左側を登って良いとは言ってくれない。深いため息を何度もつく。
そうしているうちに2番手3番手も無事に登りきる。次は私の番・・・
右側から登りはじめ、2.5m程で左に2mトラバース、そこから1mほど登って、右のスラブ状の部分にトラバース。ここが難しい。右足をしっかり確保した後に左足上の重心をゆっくり右に移動し、右足で立つ。この際に腹のあたりの岩が出っ張っていて微妙にオーバーハングになっているので、右足が剥がれそうでドキドキ!ここを過ぎれば後は何とか登って行くことが出来た。
登り終えた私は、ろくにしゃべれないほど緊張し、息も絶え絶え。心臓がドキドキ。
達成感を味わうにはもう少し修行が必要のようだ。


左は楽に登れそうだが、
あえて右側を登る


フィックスロープを張ってもらった。




この先も岩場が続く。
脆い部分も多くなってきているので落石に注意しながら慎重に登る。
足元をいい加減に置くとやっぱり滑るので、時折反省しながら何とか無事に登った。


F9のすぐ上


更に岩を登る


CSも登る


F10という名の岩場


更に岩を越え


源頭が近くなり


笹原を詰める


急勾配だが
気持ちの良い笹原
間もなく源次郎尾根




源次郎尾根岩塔で渓装を解く


源次郎沢を振り返る


笹原のノイバラ


大倉尾根のヤマオダマキ




ということで、リーダーの方々のアドバイスと補助で、ようやく源次郎沢を登り切りました。
初級の沢ということですが、ナメてはいけません。
ルートや天候によっては難しい場所がいくらでもあります。
これからも安全に注意して楽しく沢登りが出来るように勉強して行きたいと思います。
ご指導いただいたリーダーの皆さん、同行していただいたメンバーの皆さん、どうもありがとうございました。
これからも足手まといにならないよう頑張りますので、よろしくお願いいたします。