2008年8月3日
小川谷・東沢
前泊で足を伸ばして


この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平19総使、第184号)

穴の平橋下0640〜0647小川谷出合〜0820大岩(休)0835〜0910岩棚〜0935F11(休)0950〜1012壊れた堰堤〜1025東沢出合〜1050戻る〜11.15東沢出合(休)1205〜1258林道〜1310穴の平橋1325〜1400立間大橋



1年ぶりの小川谷。立間大橋から先が通行止めとなり、アクセスが不便になった。トップシーズンであり混雑が予想されるので前泊とし、穴の平橋下でタープを張って一晩過ごす。起きたところ頭が痛く吐き気がする。二日酔いだ。情けない。朝食も食べられないまま出発する。

沢の様子は相変わらず素晴らしい。前回より少し水量が少ない気がする。出来るだけロープを出さず自力で進むようにする。F6の右巻き道や岩棚の左巻き道などドキドキだった。


穴の平橋下でビバーク


最初の滝を登る


F1
岩の右をスリングと
倒木を使って登る


F7
下を潜ってみる


大岩滑り台を登る


F8
水量が少ないのか
左をスムーズに登れた


岩を登ってみる


淵で溺れてみる


イワタバコは5分咲きというところだった

10時過ぎに遡行完了。
私の体調も復活。時間の余裕があるので東沢を少し探検。
小川谷の堰堤から東沢乗越までの登山道はほぼ崩壊状態。東沢乗越に行くにはこの沢を歩くしかない。
ついでと思ってはいったものの思いの外おもしろい沢だった。
幾つかあるナメ滝はいずれも直登できる。
11時近くまで遡行してから元の経路を引き返し、出合で渓装を解く。


東沢を遡行してみる


大きな6m程のナメ滝



ナメ滝を登る


何の形に見えるか


5m程の滝だが
傾斜が緩く楽に登れる

ここからは登山道歩き。かなり崩壊した道は、いつもドキドキ。気を抜かないように進む。
最初の取付きや沢を越えるときなど経路が消える。そのたびに探し回るが、だんだん要領がよくなり、沢に降りる前に良く眺めて見当を付けてから下ることを覚える。
穴の平橋でデポしてあった荷物を回収し、立間大橋近くの車に到着したのが14時。山北で一風呂浴びて帰った。東名高速の渋滞もたいしたことなく無事自宅にたどり着いた。

自宅に到着後,沢装備の洗濯。
先週使ったザックと今日のザックを風呂桶で踏み洗い。
2回水を替えたがドロドロだった。
その他のものも水で濯いで干した。
さっぱりしてから飲んだビールが最高だった。