2008年12月6日
唐沢川石尊沢
今年のわらじ納め


地図をクリックすると別画面で1:12500図を表示します。

0740登山道入口〜0745布川河原(準備運動)0800〜0826一ノ沢峠〜0855小唐沢川橋〜0900渓装0920〜0950山神祠0955〜1030杉ノ沢出合〜1045大ノ沢出合〜1105唐沢峠下堰堤1135〜1140南大山沢出合〜1200(850m左)〜1237(970m左)〜1305黒岩壁右尾根取り付き〜1330大山(渓装解)1400〜1445下社〜1525参道〜1550バス停



今回は2年ぶりに相州大山の北に位置する石尊沢を遡る。
石尊沢と言っても、実際は殆どの行程が、唐沢川の傾斜の緩い河原を紅葉の名残を眺めながら歩くことになり、最後の五分の一くらいが石尊沢の沢らしい登攀となる。

総勢13名で、秦野駅からタクシーで一ノ沢峠の入口まで向かう。ここから登山道と林道を通って小唐沢川橋から入渓。小広いところで渓装。

のんびりと唐沢川を遡行する。紅葉はほぼ終わり。両側から入ってくる支沢を確認したり、両側の尾根から伸びてくる支尾根を確認したりしながら進む。
私が以前熊と出会った杉ノ沢あたりでは、熊避けに大声を出ながら進んだ。
唐沢峠下の堰堤上はネクタイ尾根から下ってくる場所。温かい日差しを浴びながら昼食とした。


ゆったりと進む


途中の山神様の祠


静かな流れ


一応ナメもある

更に進み、南大山沢との分岐から石尊沢にはいる。ようやく沢の様相。
一昨年遡行したときより荒れている感じだが、素直に登ることが出来た。
最後の詰めは、以前登った尾根が荒れているためひとつ手前の尾根に取り付く。
それでも結構滑る。昨年完成した植生保護柵のためかなり右に迂回して脚立を登り何とか大山山頂の電波塔下に到着。渓装を解く。


勾配がきつくなってゆく


枯滝前で休憩


枯れ滝のへつり


V字型の枯れ滝


一応ゴルジュもある



正面の黒岩で右の尾根に取り付く


大山山頂の北尾根入口では径の補修を行っていた


山頂の見晴から表尾根や丹沢山を望む

ここからは普段の観光遊歩道。それでも重い荷物に下りの石段は辛く、バス停に到着したときにはふくらはぎがパンパンに張っていた。

女坂の名残の紅葉

このあと、伊勢原駅でわらじ納め。来年も楽しく沢登りが出来たらいいなと語り合う。

今年もいろいろな沢を訪れることが出来た。来年も安全に楽しく沢登りを楽しみたいと思う。