2009年4月19日
キュウハ沢
旧軍戦闘機のエンジンに会う


クリックすると別画面で1/6000図を表示します

塩水橋0820〜0910キュウハ沢出合0930〜0943エンジン一つ目〜0955ゴルジュ〜1036四町四反ノ沢1046〜F1巻き〜1106エンジン2つ目〜1110F2〜1130F3〜1200昼食1215〜1224二俣2:3〜1230F4〜1232F5〜1315大ガラン沢出合〜1330F6〜1505丹沢山1520〜1705本谷橋〜1727塩水橋



今回はみろく山の会の山行でキュウハ沢に行った。
キュウハ沢は以前から憧れていた。
沢の途中に旧軍戦闘機のエンジンがあるのだそうだ。
これを一度見てみたかった。

沢の遡行は、私にとってハードなものだったが、それだけの価値はあった。
ようやく会うことの出来た2台のエンジン。
どんな思いで丹沢の上空を飛んでいたのだろう。



ネットではこのエンジンについていろいろ言われておりますが、18気筒エンジンを搭載した双発の機体と言うことが推測されることから調べてみました。
その結果、銀河ではないかと思われます。
Wikipediaから一部を引用すると、
『銀河(ぎんが)は大日本帝国海軍の双発爆撃機。』で、『銀河は現用の夜間戦闘機「月光」より高速かつ搭載能力に優れていたことから、20mmまたは30mm斜銃を装備した夜間戦闘機型が作られた。夜間戦闘機型は主に第三〇二航空隊(今の厚木基地)に配備され、B-29の夜間迎撃で活躍した。』と言うことです。
第三〇二航空隊は今の厚木基地に所属していましたから、そのことからも間違いないと思われます。


4つ目の堰堤右にある第一のエンジン


F2手前にある第二のエンジン




花の方ですが、イチゴの花は下を向いているのがモミジイチゴで実は黄色、上を向いているのがクマイチゴで実は赤色です。
天王寺尾根で見かけたかわいい花は葉の形からキクザキイチゲであると思われます。
あと、ユキノシタ、ウツギ、シコクハタザオ、トウゴクサバノオ、エイザンスミレ、ミヤマキケマン等がありました。

ユキノシタ


ユキノシタ


クマイチゴ


モミジイチゴ


ウツギ


エイザンスミレ


トウゴクサバノオ


キクザキイチゲ


マルバタケブキとバイケイソウの芽生え


アブラチャン


山笑う




入渓点
渓流釣りの人が2名


最初の4m滝は左から


次の3mは左手前のスラブを巻くのだが
手がかりが少なく、
私はスリップしてしまった


このスラブで滑ってしまった


その先の二つの滝を巻くためのへつりも
結構恐ろしい



小滝


小滝をちょっと巻く


四町四反ノ沢出合から
F1を望む


F1大滝
左から大きく巻く


再び流れに戻る


小滝が続く






先にF2が見えてくる


F2は左側を登る







F3を登る








奥にF4


F5に到着


再び小滝群


小滝群を登る


大ガラン沢出合が見えてくる


キュウハ沢は左に続く


キュウハ沢の最初の一滴


CS


F6枯滝

崩れやすいF6を登る


ガレの急登を登る


枯滝が続く


もうすぐ稜線
あたりはゴミが多く興ざめ


丹沢山みやま山荘の裏に突き上げた


お約束の一等三角点
「丹沢山 1567.06m」

天王寺尾根を下る