2009年7月12日
鷹ノ巣谷
詰めに一苦労


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東日原バス停1920〜鷹ノ巣谷出合(渓装)0946〜1130くの字滝〜1210大滝〜1255水ノ戸沢出合(大休止)1315〜1325金左小屋窪出合〜1445軽装解1500〜1625鷹ノ巣山〜1855東日原バス停



今回は、みろく山の会の山行で鷹ノ巣谷に行く。
奥多摩は何しろ遠い。
自宅から始発電車に乗っても、奥多摩駅着8時半だ。

奥多摩駅から東日原駅行きのバスは満員で臨時バスを含めて2台で向かう。
終点から少し歩くと左に小径があり鷹ノ巣山への道標が立っている。
住宅の裏径のようなところをしばらく歩き、吊り橋の巳ノ戸橋を渡ると道をはずれ左に下る。
日原川沿いに下ると鷹ノ巣谷出合に到着。
渓装を整え遡行開始。

水量が少ないように見えたが、とんでもない。結構な水量に押し戻される場面もあった。
途中のくの字滝では、セカンドで登り、後続をビレイ。
大滝ではリードで登りフィックスを張った。
少しは役に立てるようになったか・・

ここまでは良かった。

大滝の先から金左小屋窪に入り尾根を目指す。
尾根までの詰めの滝だなどと簡単に考えていたら、ロープこそ出さなくて良かったが、今までのルートよりよほどきつく長い。
ほとほと疲れ果てたところで水が涸れ、尾根に取り付く。
今度は尾根のヤブこぎ。最後の急傾斜を抜けて登山道に出たときには本当にほっとした。

その後、鷹ノ巣山(二等三角点!)まで登り、稲村岩尾根を下る。
皆の身体に蚊や蝿がたかり、蚊柱のようになっている。
息をすれば鼻や口から吸いこんでしまいむせる。
下りも半ばを過ぎたところでようやく逃げ切った。

稲村岩ピーク手前鞍部で休憩。立派な岩峰。突端まで行ってみたいものだ。
最後は小走りにバス停まで行き、最終バスにぎりぎり間に合う。

最後はきつくバタバタだったが、沢登りとしてはそれなりにスリルがある楽しい山行でした。



最初のゴルジュでいきなりシャワーを浴びる


くの字滝手前の滝


くの字滝
右側を登る


くの字滝を登る


大滝に到着


大滝全景
右側の壁を登る


大滝上部から見下ろす


途中に咲いていたキツリフネ


金左小屋窪出合出合に到着


金左小屋窪出合を遡行


湧水帯の脇を通過


勾配がきつくなる


結構な岩登り


水が涸れても岩登りが続く


尾根はなだらかで気持ちよかったが
このあと急勾配のヤブとなる


ようやく鷹ノ巣山に到着

鷹ノ巣山(長沢1736.58m)は二等三角点