2009年9月20日〜22日
恋ノ岐川
渓中泊で岩魚を食す



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とりあえず写真だけ




20090920
0630恋ノ岐橋…0900清水沢…1000三角沢…1140F7m斜め滝…1400BP1325m

20090921
0830BP…0940F4m…1140F4m階段…1430三角沢…1540BP990mP

20090922
0630BP…0830清水沢…1010F2段4m…1100恋ノ岐橋



 今回はみろく山の会の会山行で恋ノ岐川を遡行する。今回の山行は、沢を楽しむ他にイワナ釣りを楽しという目的があった。稜線にはテン泊が禁止されていると言うことで、行けるところまで遡行した後下降することにした。


20090920

 前日夜に横浜を出発し、恋ノ岐橋脇のスペースで仮眠。翌朝6時半に出発。丹沢の沢とは違い、釜が大きく深い。へつって進むが落ちれば泳がなくてはならない。また、ナメは幅広く見事だが、苔が滑る。何度か尻餅をついてしまった。

 初日は、オホコ沢出合のちょっと先にある平場にテントを張った。
少ない薪を集めて焚き火をしたが、息が白くとても寒い。着替えを持ってこなかった私は濡れた身体を乾かすことが出来ず芯まで冷えてしまいガタガタと震えてしまった。焚き火で何とか半乾きの状態にして、シュラフの中で着干しする。夜中から更に冷え込み、シュラフとカバーの口を閉じて丸くなる。斜面に張ったテントの中でずり下がる度に尺取り虫のように這い上がる。朝起きてみたらテント自体が50cmほどずり下がっていた。もう少しずれていたら沢床まで転げ落ちるところだった…。
ということで、今回の反省点その1は、沢は撥水性のものか直ぐ乾く服装をしてくること。そして、必ず着替えを用意しておくこと。













20090921

2日目は沢を下る。釣りをしながらノンビリと進む。それはそれで楽しい。15時過ぎに広いテン場を見つけ泊地とした。











20090922

3日目は、帰路の渋滞を考えまじめに下る。下りの巻き道で先頭を歩いたが、本来のルートより余計に下ってしまい皆に迷惑を掛けてしまった。巻き道は直ぐに沢に戻るようにしないとどんどん遠くなってしまう。今回第二の反省点だ。昼前に恋ノ岐橋まで戻り、渓装を解く。帰り道にかもしかの湯に入ってさっぱりとする。



 肝心の釣果の方だが、1日目2日目とも惨憺たるもの。初体験の私はまずは餌がなかなか見つけられない。ようやく針に付けて竿を出すのだが、うまく流せない。思ったところにゆかない。挙げ句の果てには糸が絡み遂にあきらめてしまった。しかし、同行の方が初日にはBP近くで1匹、2日目はしっかり人数分の釣果を挙げられ、焚き火で美味しい塩焼きと甘〜い骨酒を楽しませていただいた。

 ということで、初めての上越の沢をたっぷりと楽しませていただいた。案内していただいたリーダーの皆さん、本当にありがとうございました。




ここからは今回観察した花たち


シラヒゲソウ


シラヒゲソウ


オニシオガマ


オニシオガマ


ダイモンジソウ


ダイモンジソウ


シラネニンジン


オヤマボクチ


ヤマトリカブト


チョウジギク


カメバヒキオコシ


ゴマナ


ヨツバヒヨドリ


黄葉!