2009年10月17日〜18日
阿弥陀岳
のんびりしっかり岩峰を登る


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20091017
茅野駅0937−1015美濃戸口1030…1125美濃戸山荘1145…1430行者小屋

20091018
行者小屋0700…0800中岳のコル0805…0835阿弥陀岳0845…0915中岳のコル0920…0955行者小屋1020…1220美濃戸山荘1230…1310美濃戸口



みろく山の会のホームページ部会で活動している。
今回はそのホームページ部会で親睦山行を企画し、八ヶ岳の阿弥陀岳に行くことにした。
計画はあずさ1号で茅野に向かうのだが、私は前日のうちに各駅停車で小淵沢駅に向かい駅舎で仮眠。他にも同宿者が数人。翌日の始発で茅野駅に向かう。夜行が無くなった今は、このパターンが最も早く登山口に到着する方法となった。


20091017

茅野駅で他のメンバーを待ち、9時半のバスで美濃戸口に向かう。バスはほぼ満員だが、立っている者はいない。美濃戸口に到着後、ストレッチを行い10時半に出発。

天気予報は曇時々雨だったが、何とかなりそうな感じ。約1時間で美濃戸山荘に到着。朝が早かった私は、山菜きのこそばを注文。800円。美味しかった。でも、すぐ下の赤岳山荘では700円だというのを翌日知った。昨冬に皆が購入していた野沢菜漬があるかと聞いたら冬だけとのことだった。残念。

ここから南沢を通って行者小屋に向かう。昨年は道迷いをしたが、今年は黄色テープが各所にしっかり貼ってあり迷うことはない。テープに従うように掲示までしてあるから、きっと道迷いが多発するので対策を講じたのだろう。確かに安心して登ることが出来るが、皆にルートファインディングの楽しみを味わってもらおうと思っていただけに残念だった。

のんびり紅葉を楽しみながら登ったため若干時間がかかってしまったが、14時半に行者小屋に到着。皆は小屋泊まりだが私はテント泊。雨が降りそうなのでさっそくテントを張る。張り終わったところで雨が降ってきた。ぎりぎりセーフ。小屋の夕食は18時とのことだったので、空まで皆で宴会。担ぎ上げた1.8Lの赤ワインとウイスキーで乾杯。ソーセージなどを焼きながら楽しんだ。

夕食の時間になり私はテントに戻る。横になったらそのまま眠ってしまった。



タクシー代の掲示があった


美濃戸山荘で休憩


紅葉が進んでいる


20091018

4時頃目が覚める。満天の星。テントは昨日の雨が凍り付きバリバリになっている。廻りではもう出発準備を始めているグル−プもいる。小屋の朝食が6時半とのことなので、のんびりと散歩する。あまりに寒いのでテントに戻り朝食。レガーのカレーライス。味にコクが無くはっきり言って美味しくなかった。このシリーズは結構買い込んであるのでがっかり。レトルトかサタケのドライカレーを持ってくれば良かった。

皆の不要な荷物もテントにデポし、7時に出発。ゆっくりと登る。軽く汗をかいたところで中岳のコルに到着。皆には空身になってもらい貴重品を私のザックに入れ阿弥陀岳の登りに取りかかる。岩場の通過を心配したが、みんな三点支持訓練を経験済みなので、スムーズに登ることが出来た。

頂上は360度の絶景。富士山もくっきり見ることができた。しかし風が強く寒い。記念撮影をして早々に下山する。小屋までの下りの間、快晴の青い空に八ヶ岳の全景がくっきりと見えて感激。小屋に到着後、テントを撤収し更に下る。昨日は曇天で冴えなかった紅葉も、橋は朝日に輝いて美しい。調子良く歩いて1本前のバスに間に合った。帰りの電車も混雑を心配したが、自由席に全員座ることができ、ゆったりと帰った。


阿弥陀岳を登る


山頂からの富士山

横岳をバックに


山頂からのパノラマ


山頂直下からの南八ヶ岳の全貌

中岳沢からの南八ヶ岳


行者小屋から八ヶ岳の峰々を望む


紅葉が日差しに映える