2009年12月23日
ヨモギ尾根〜長尾尾根
日本横断の訓練山行




0630秦野駅=0645蓑毛0700…0805ヤビツ峠0815…0851BOSCO…0930札掛09365…1045ヨモギ平1050…1130三ノ塔お地蔵様…1155烏尾山1210…1255書策小屋1300…1310新大日1315…1430キュウハ沢分岐…1505札掛




今日は『みろく山の会』の会山行で、日本横断山行のためのトレーニング。20km以上の行程を12kg以上の荷を背負って1日で歩き通す。
他のメンバーは2月以上前からトレーニングを積んでいる中、私は11月末から幕岩教室という岩トレーニングのお手伝いをしていたためろくに歩いていない。しかし、先日お会いしたリーダーに、新しい女性のメンバーが17kgを背負って無事に歩き通しているとの報告を聞き、このままではまずいと思って荷物の重さは17kgに設定して参加した。とりあえず背負ってみれば、分水嶺のテント山行よりも軽い。これなら何とかなるだろう。

6時半に秦野駅に集合し、バスで蓑毛に向かう。ストレッチの後、まずはヤビツ峠まで歩く。髭増の滝分岐のすぐ先で新たに登山道が崩壊し、かろうじてトラバース道が刻んである。ヤビツ峠すぐ手前の崩壊箇所は立派に修復されていたが、、こちらの方はいつ手当が出来るのだろう。登るペースはやや速いようだが、何とかついて行くことが出来た。


ヤビツ峠手前の崩壊地は綺麗に修復されていた

ヤビツ峠から札掛けまでは舗装された林道を歩く。札掛の吊橋から渡渉可能地点を探り、半ば靴を濡らしながら何とかヨモギ尾根の登り口手前に渡渉する。ヨモギ尾根は急登が続く。登るスピードはかなり速い。私は荷の重さから一定以上のスピードが出せない。徐々に遅れて行く。微妙な遅れなのだが、積み重なればずいぶんと間が空いてしまう。
足場の悪い所などでなんとか辻褄を合わせる。追いつこうと思ってスピードを上げてしまうと負荷がかかりすぎて反って足が動かなくなるのが判ってるので最後まで歩き通すことを考えればやむを得ないと観念し、遅れてみっともないがひたすら歩く。


たらい小屋沢の徒渉地点


正面に三ノ塔を見ながらヨモギ尾根を進む


三ノ塔先のお地蔵様は
再び赤い帽子を被っていらっしゃった


お地蔵様の脇からは富士山が綺麗に見えた

ここから新大日までは上り下りを繰り返す。下りでは追いつくが、登りでまた離される。書策小屋の前で、数人から荷を軽くするように言われたが、登りもあと少しということで断ってもう一がんばり登らせてもらう。ブービーで歩き、サブリーダーには迷惑を掛けたが何とか新大日にも辿り着くことが出来た。

ここからは長尾尾根の下り。ようやく元気になって皆と話ながら歩く余裕も出てきた。

気持ちの良い長尾尾根を下る

予定よりも1時間近く早く札掛に辿り着き、タクシーが到着するまで、札掛森の家の展示などを見学し、係の方にも説明していただいて充実した勉強をさせていただきました。