2010年7月10日
丹沢山〜塔ノ岳
久しぶりにたっぷり歩きました



 


三叉路0730…0900高畑山0910…1150本間ノ頭1155…1205煩悩ノ頭…1223円山木ノ頭…1248太礼ノ頭…1300瀬戸沢ノ頭…1340丹沢山1350…1430日高…1450塔ノ岳1500…1520花立山荘1530…大倉
 久しぶりにたっぷり歩いた。

 今年に入ってまともに歩いたのは、5月9日の箱根三竹尾根と6月12日の不老山だけ。すっかり身体が鈍っている。

 来週は、『みろく山の会』の分水嶺歩きで谷川岳方面をテント泊で歩く。更に翌週は甲斐駒ヶ岳から鋸山だ。さすがにバテたらまずいよなあ、ということでちょっとだけトレーニング。今まで通して歩いたことのない宮ヶ瀬三叉路から丹沢三峰・丹沢山経由で塔ノ岳を通り大倉尾根を下って大倉までの約24km、累積標高差2100mのコースだ。

 三叉路でバスを降り登山口に向かう。登山口の標識は確認出来るのだが登り口は草に覆われまるでヤブ山行。『ヒルに注意』の看板を横目に昨夜の雨で湿った道を進む。時折首をもたげてゆらゆら揺れるヒルを見かけ、避けて通る。登山道に倒れた倒木を越えるときにズボンの裾が木に触れたので確認していると10数匹のヒルがくっついているではないか。あわてて乾燥した場所まで小走りに進み、ザックから虫除けスプレーを取り出しズボンや靴、タイツに吹き付ける。それでもヒルは剥がれない。指でつまんで地面に落とし更にスプレー攻撃。ようやく撃退。その後も時々確認する度に何匹か付いており、そのたびにスプレーで退治する。


山びこ大橋から宮ヶ瀬尾根を望む


高畑山から宮ヶ瀬湖を望む

 金冷シあたりでようやくヒルを確認することはなくなった。しかしこのあたりから辛くくなってくる。勾配がきついと見ればまず一休み。登れば登ったで一休み。そんなわけで本間ノ頭までのコースタイム1時間40分の所を2時間かけてようやく到着。ヘロヘロだ。いっそのこと栂立尾根を下って帰ろうと思ったが、丁度通りかかった2人の若者達が頑張って登る姿を見て頑張ることにした。

 途中の円山木ノ頭では、パークレンジャーのお二人に遭遇。標識などを撮影し、地図を確認する姿を見て頑張っているなあと感激。

 その後は、ゆっくりとペースを保ち立ち止まらない様にして進んで行きいつものペースを取り戻す。周囲の花を見るゆとりも出てきた。丹沢山に到着し、先ほどの若者達の記念撮影を手伝う。


本間の頭


丹沢三峰の守は既に夏の色

 一服後、塔ノ岳に向かう。塔ノ岳の山頂は霧に隠れている。ゆっくりとブナの林を眺める。塔ノ岳にはまだ多くの登山者が休憩していた。

 大倉尾根を下ると、そこには私の大好きは花立山荘のかき氷(400円)。レモン味を一気に掻き込んだが、頭も痛くならずあっという間に身体の中に消えていった。大倉に到着したのは17時20分前。35分のバスまで少し間がある。大倉屋に駆け込み、冷や奴(なんと100円!)と発泡酒(170円)で喉を潤す。

 自宅に帰ってから更に缶ビール2本を空けたことは嫁さんには黙っておこう。


丹沢山から不動の峰を望む


丹沢山の一等三角点


塔ノ岳は霧の中


丹沢主脈のブナたち


塔ノ岳では沢山の登山者が休憩中


花立山荘でかき氷を頂く




今回観察した花たち


バイケイソウ





ノイバラ



トウゴクサバノオ


ニガナ


ウツギ


ヤマホタルブクロ