2011年7月16日〜18日
甲武信岳〜金峰山
中央分水嶺20 涼しく楽しい尾根歩き



20110716
西沢渓谷入口0950…1021徳ちゃん新道登口…1250ヌク沢分岐…1530木賊山分岐…1555甲武信小屋

20110717
小屋0450…0513甲武信岳…0555水師…0800東梓…1110国師ヶ岳…1130北奥千丈岳…1218大弛峠

20110718
大弛峠0340…0450朝日岳0538…0654金峰山…0820丸山…0900大日岩…0922大日小屋…1002富士見平小屋…1044瑞牆山荘1120−1143増富の湯




 今回は、「みろく山の会」の「中央分水嶺」の20回目の山行だ。甲武信岳から金峰山までは通常の登山道のため、ヤブ漕ぎのない楽しい山行だ。

 初日は、甲武信小屋までのただひたすらの登り。毎度初日にバテて皆に迷惑を返る私は、慎重にスピードを調整して登る。暑さにバテそうになるが、水分3リットルを消費してなんとか6時間で小屋に着き、テントを張る。ビールも飯もうまいが、蚊とアブに閉口した。


ようやく木賊山に到着


木賊山の三等三角点



 2日目は、甲武信岳から大弛峠まで。テント内での朝食の後、朝日を拝んでから出発。この時期は、朝早く出てすがすがしい空気の中を進むのが心地よい。富士山も雲無くすっきり見えている。登った人はすばらしい御来光を拝めたことだろう。奥秩父最高峰の北奥千丈岳にも登ることが出来て満足感大。
 そろそろ暑くなる昼過ぎに大弛峠のテント場に到着。木陰で昼食を兼ねて宴会を始め、17時近くまで飲み続けテントでバタンキュー。日頃の睡眠不足をテント泊で補うのも良いものだ。


甲武信岳山頂で


山頂からは雲の架かっていない富士山がくっきり


奥には北アルプスの槍ヶ岳と穂高が見える


これから進む国師ヶ岳や金峰山が見える


ふわふわの苔の上で一息つく


国師ヶ岳山頂


国師ヶ岳は一等三角点


北奥千丈岳のてっぺん(と思われる)で


やっぱりみんなでが楽しい




 最終日は、3時に起床してテントを畳み、4時前に歩き始める。朝日岳手前で御来光を拝み、頂上直下で朝食とする。この季節ならこの朝食パターンも心地よい。
 金峰山のてっぺんに登り、四方の眺めを楽しむ。五丈岩では、若者達が頂上へアタック中。ザイルもなくて見ていられない。半ば目を閉じながら大日岩方面にに進む。途中で振り返ったら岩のてっぺんでバンザイしている姿が見えたのでほっとした。
 瑞牆山荘に11時前に到着し、バスで増富の湯へ。ラジウム鉱泉というのは初めて入ったが、源泉は25℃で、いろいろな温度に加温してあり、のぼせずにゆっくり浸かれるのが気持ちが良い。また来たいなと思った。

 このあと韮崎駅前で反省会をして鈍行で帰った。久しぶりのテント泊はのんびりしてとても酔い休息になった。


金峰山手前の見晴から東を眺める


朝日岳から金峰山を望む


金峰山のてっぺんで

てっぺんから五丈岩を見下ろす

金峰山の三角点


五丈岩を登る若者達


瑞牆山が見えてきた


途中ではこんな富士山や


こんな富士山が見られる



ここからは今回観察した花たち


ハクサンシャクナゲ


チョウジコメツツジ


ゴゼンタチバナ


コケモモ


タカネニガナ


ウツボグサ