2011年12月11日
空川(目黒川支流)
徳川家ゆかりの地を流れていた幻の川




 今日は、仲間と目黒川支流の空川を歩く。現在の東大駒場のあたりを水源としていた川だ。
既にほとんどが暗渠になっていて、地形からその姿を想像するのがまた楽しい。
いつもは仕事で通る道を、改めてゆっくり観察しながら歩くと、いろいろなモノが見えてくる。




 神泉駅そばの『右神泉湯道』の碑
昔はここに、銭湯があった。
その経営者は直ぐそばで『フォンテーヌ』という喫茶店をやっている様だ。


『右神泉湯道』の碑

暗渠などを辿りながら行くと、駒場野公園に辿り着く。
ここには『ケルネル田圃』(明治時代に日本で近代農業を教えたケルネルさんの名前をとった。)があり、その上流が第一の水源となる。


ケルネル田圃


第一の水源


駒場野公園の門扉
左側は稲と案山子




同じく門扉
右側は稲と雀

第二の水源は東大駒場キャンパスの野球場あたり。
昔将軍が鷹狩りをする際に見渡した高台のあたりらしい。
谷は埋められて平らになっているが、辿って行くと駒場東大前のゲートの手前で湧水があった。


駒場東大前駅東口手前の湧水

最後の水源は、一二郎池。
まずは正門から入る。


銀杏の黄葉が見事だった




そして一二郎池に辿り着く

このあとは、鍋島松濤公園に寄ってから、『ささやか』を3次会まで開催し、午前様となったのでした。
渋谷の『のんべ横町』でのんべいになりました