2012年7月29日
丹沢表尾根
物好きの汗だく修行


 
0828ヤビツ峠0813…0830富士見山荘…0920二ノ塔0923…0938三ノ塔0945…1051書策小屋跡1100…1127木ノ又大日1134…1200塔ノ岳1225…1250花立山荘1300…1440大倉




 このところ気分が鬱だ。いろいろ考え事をして気持ちに張りが無く、何もやる気が起こらない。何とか気晴らしをしようと考え、どこかへ登りたいと思った。

 涼しいところに行きたいのだが、北アルプスも八ヶ岳も日帰りでちょっと行くという訳には行かない。気分転換なら、ついでに身体の澱も綺麗にしようと、思いっきり汗をかくことにした。

 そうと決まれば身近な丹沢。それも交通の便の良い塔ノ岳。大倉尾根往復ではつまらないので、ヤビツ峠から表尾根を歩くことにした。

 秦野駅からヤビツ峠に向かうバス停は、30分前だというのに長蛇の列。自分のことはさておき、この季節に物好きもいるものだとあきれる。始発バスの10分前に臨時バスがでることになったが、ぎりぎり座れそうになかったので正規の時間の始発バスに乗り、ゆったり座ってヤビツ峠に到着。

 ヤビツ峠から歩き始める。暑い。

 富士見山荘は、先日失火のため全焼してしまった。焼け跡のダルマストーブが痛々しい。二ノ塔、三ノ塔と休憩する。とにかく暑い。ガスが薄くかかり、眺めも今一歩。三ノ塔からは、時折風が吹きほっとするひとときもあった。木ノ又大日で休んでいると、ヤビツ峠を遅れて出発したみろくの仲間が追い抜いて行く。2年腰を痛めて治療を続けていたが改善せず、開き直ってまた登り始めたとのこと。ゆっくり登ってくるといっていたのに、あっさりと追い越され、私の面目がない。その後ろを追うように塔ノ岳に到着。昨年より10分ほど遅い到着だった。

 塔ノ岳山頂では、暑さにバテてゆっくり休む。食欲がなかったが、何とか総菜パン1個を口に押し込む。3リットル持ってきた水は、ここまでで2リットルを消費した。

 下りも暑い。花立山荘で、いつものかき氷を頂く。頭の芯が痛くなるほど冷えて復活。大倉に辿り着いたのは昨年より30分遅かった。

 大倉に着くと、このところ閉じていた大倉屋が開いている。聞くと昨日から再び営業を始めたとのこと。缶ビール170円2本と冷や奴100円、ところ天200円で大満足。良い気持ちになって帰りました。




富士見山荘は全焼・・・




三ノ塔のお地蔵様は
青い帽子を被っていらっしゃる




塔ノ岳は眺望無し
山ガールが大勢いて華やか




丹沢太郎と次郎




花立山荘のかき氷


今回見かけた花たち


シモツケ


シモツケソウ


ホタルブクロ


アカショウマ


ヤハズハハコ