2012年11月18日
唐沢川〜石尊沢右岸尾根
ゆったりと紅葉を楽しむ




登山道入口0740…0813一ノ沢峠(ストレッチ)0823…0850小唐沢橋(渓装)0915…0950祠(記念撮影)1000…1037杉ノ沢出合(ナメを見ながら小休止)1050…1125石尊沢出合(大休止)1200…1325登山道…1413見晴台1420…1445下社…1507追分駅(ストレッチ)



 沢登りを始めた頃、沢教室の皆と一緒に行ったのが石尊沢だった。
紅葉が素晴らしく、感激したものだった。
数年経て、新しく沢登りを始めた方達にも楽しんでもらおうと今回計画した。

当初は土曜日の予定だった。なんと15人も申込者があった。しかし、私の仕事が土曜日に休みを取れなくなったので、急遽日曜日に変更して行うこととなった。このため、参加者はリーダーを入れて8人となってしまった。


当日未明まで降った雨はすっかり止んで青空が見えてきた。秦野からタクシー2台に分乗し、一ノ沢峠に向かう登山道の入口まで行く。タクシー代は6650円だった。
林道では体操が出来ないので目の前の河原に下ることにする。そこで勘違いをした私は、そのまま橋を渡ってしまい、登山道を登り始めてしまった。そのためメンバーを準備運動もしないまま30分歩かせることになってしまった。そのため、一ノ沢峠でストレッチをすることになった。

小唐沢橋について渓装をしていると、数台の車が通りすぎて行く。ハンターだ。しばらくすると数人のハンターが橋にやってきた。私たちと同様に唐沢川を登って、鹿とイノシシを狙うそうだ。「撃たないでね」と笑いながらお願いする。実は本気で心配したのだが、直ぐ上流で大山三峰方面に逸れるとのことだったので、ほっとする。

渓装完了後、橋の右岸側から入渓。雨のあとなので水量が多い。以前は濡れずにヒョイヒョイと進んだ気がしたが、今回は膝下までの徒渉が何度かあった。祠にたどり着いたところで休憩がてら記念撮影。

布川に下る。
体操をするはずがそのまま登り始めてしまう・・・


祠の前で記念撮影

その先に進むとナメが現れる。その始まりには左からしだれかかるようなヤマモミジ。ここが一番の絶景なのだが、時期がちょっと早すぎたようで、3分の紅葉といったところか。

その先のナメは、雨の増水のために洗われて綺麗だ。いつもはたまり水のようになっているのでちょっと嬉しくなった。


ここの紅葉が絶景なのだが、
ちょっと時期が早すぎた


唐沢川のナメ
昨夜の雨に洗われすっきり

堰堤を越え唐沢峠への登り口を過ぎ、石尊沢と南大山沢とに分かれる二俣に到着。石尊沢の詰めで泥だらけになるのを嫌い、ここから中間の尾根を登ることにする。いわゆる石尊沢右岸尾根だ。


ナメの釜をへつってみたりする


唐沢峠登り口の紅葉黄葉

急登が続き息切れするが、目の前に登場する紅葉黄葉と、澄んだ空気の向こうに見える横浜や東京、彼方に聳える筑波山が慰めてくれる。ようやく一般登山道に出たら、そこは大渋滞であった・・・


石尊沢右岸尾根は急登の連続だった


一般登山道に出てみたら大渋滞・・・

見晴台に下り、二重滝経由で下社に向かう。休憩抜きで女坂を一気に下る。途中の大山寺の石段の紅葉は丁度盛りだった。ケーブルカー追分駅手前の社の境内でストレッチ。バスはほぼ10分おきくらいで臨時バスが出ていたので、何本か待ちゆったり座って伊勢原駅に向かった。


大山寺石段の紅葉


石段最下段の紅葉も見事だった

伊勢原駅で反省会と思い店を探すが、16時から開いている店はなかなか見つからない。南口に行ったら、チェーン店の居酒屋2件も空いていた。ラッキー!
たっぷり飲ませていただいて楽しい山行を締めくくったのでした。