2014年8月16日
檜洞丸
悩んだ末に雨に祟られる





新松田0720=0835西丹沢自然教室0845…0911用木沢出合…1031犬越路1045…1143小笄…1256大笄…1303熊笹ノ峰…1341檜洞丸1355…1500展望台…1543ゴーラ沢出合…1625西丹沢自然教室




 山に登るのは3ヶ月ぶり。

 13日から20日まで夏休み。山に登ろうと計画した。

 12日。せっかくの長期休暇なので、北アルプスに行こう。まだ歩いたことのない表銀座に行こう。計画書を作り、駅で穂高までの切符を購入する。翌日天気予報を確認する。雨じゃん・・・

 翌日に気を取り直して、新たな計画を立てる。中央アルプス。空木岳〜木曽駒ヶ岳。計画書を作り、天気予報を確認する。雨じゃん・・・

 更に翌日、また気を取り直して、新たな計画を立てる。甲武信岳〜雲取山。中央アルプス。空木岳〜木曽駒ヶ岳。計画書を作り、駅で切符の行先変更をする。塩山までだ。翌日天気予報を確認する。雨じゃん・・・

 結局手頃な丹沢に手を出す。天気の良さそうな16日から17日にかけて、檜洞丸から蛭ヶ岳経由で塔ノ岳まで縦走だ。以前なら、ヘッドランプを持って1日で歩き通すのだが、このところの登山不足を考慮し、蛭ヶ岳自炊泊とする。

 さて当日の16日。水4リットルを含む16kgの荷物を背負って颯爽と出発。新松田のバス停で、山岳会仲間と遭遇。檜洞丸から塔ノ岳まで1日で縦走するそうだ。そんなことを話している間に、ポツポツと雨粒が落ちてくる。西の空を見上げれば真っ黒な雲。始発バスに乗って、終点の西丹沢自然教室に着く頃には本格的な雨になっていた。

 今更引き返すのもと思い、レインコートを着て出発。雨と霧の中の山行となった。



用木沢出合までの林道にて


  最初は調子よく登ったが、犬越路手前の急登でバテる。あとは、登りの度に立ち止まり激しく息をつく繰り返し。



用木沢の滝


 コースタイムより15分遅れで檜洞丸に到着。上半身は撥水素材の下着を着ていたので濡れてもさっぱりしているが、下半身は雨着の下のズボンがびっしょり濡れて寒い。体力もこれ以上の登りに耐えられそうもない。と言うことで、下山することにする。せっかくの自炊装備だが、フォーストビバークで使いたくはない。



檜洞丸直下のブナの巨木


 下りはほぼコースタイム通りに下ることが出来た。上半身はすっかり乾いたが下半身は濡れたまま。改めて撥水素材や速乾素材の素晴らしさを実感した。

 バス停に到着するとバスが丁度出発するところ。運転手さんには申し訳なかったが濡れて汚れた雨具のまま乗せていただいた。



ここからは見かけた花たち


イワタバコ(ピンボケ失礼)


ソバナ


アカショウマ


タマガワホトトギス


オトギリソウ


シモツケソウ


シロヨメナ


マルバタケブキ