2006年1月15日 鎌倉アルプス (丹沢自然観察会)
新年の鎌倉とやぐら
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洋光台(9.10)-山の神(9.30-40)-護念寺(10.05-15)-円海山(10.20-30) -大丸山(11.30-12.15)-自然観察センター(12.30-50)-天園茶屋(12.35) -百八やぐら(14.15-25)-十王岩・朱垂木やぐら(14.40-55)-半僧坊(15.05) -明月院(15.30) 今日は、今年最初の「丹沢自然観察会」の例会です。 洋光台を出発して峯市民の森、氷取沢市民の森、横浜自然観察の森を通って、天園に出て明月院に降ります。 |
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洋光台駅は郊外の立派な駅でした。 少し歩き住宅街の切れ目から峯市民の森の入口である小径に入るとすぐに山の神の社です。手前に見えるのは立派なモチノキです。その奥にも立派なタブノキがあります。 |
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峯市民の森を抜けてしばらく歩くと、護念寺に辿り着きます。 『正式名は、円海山清浄院護念寺。この地はかつて長野山という名でしたが、江戸時代初期に寺がつくられてから、 その山号をとって円海山と呼ばれるようになりました。約190年前に五世住職・万随和尚が始めた「峯の灸」。 江戸の人々に大変評判となり、東海道保土ヶ谷宿に「円海山道」の道標が立つほどでした。現在も灸の施療は伝えられ、 「峯の灸」の大看板が訪れる人々を迎えます。美しい竹林や豊かな森に抱かれる静寂とした寺院です。』とのことです。 |
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休憩した後、山の円海山 に向かいます。 円海山は、横浜第二の標高を誇る山で電波塔がいくつか立っています。 すぐに見えるのはNHK−FMの電波塔。 円海山の頂上に行くとNTTの敷地内で入れません。 目の前に展望台があるのに二重の柵に囲うことはないじゃないと思うのは私だけ? 盛岡の団体がフェンスにプレートを付けて帰ったのはよほど悔しかったからでしょうか・・・ 氷取沢市民の森に入る手前でようやく視界が開けるところがあったのでとりあえず写真を一枚。 横浜の港が遠くに見えます。 |
![]() 二重の柵を巡らして 立入が出来ない展望台 |
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![]() NHK−FMの 電波塔 |
![]() 寂しそうにフェンスに 取り付けられた 三角点の表示 |
![]() ようやく横浜の街が一望できます |
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さて、気を取り直して氷取沢市民の森から横浜自然観察の森を歩きます。 整備された遊歩道と掲示物で楽しく自然と親しめる環境が整っています。 ようやく大丸山に到着。ここが横浜で一番高い場所です。でも標高は156m。 昨日の雨で空気が透き通り、眺めがすっきりしています。 |
![]() 四等三角点 |
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![]() 中央には房総の山々が見えます。右よりのギザギザが鋸山、その右の双山が富山のようです。 |
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![]() 右の方を眺めると、三浦半島の山々が見えます。衣笠山に大楠山、二子山を見ることが出来ました。 |
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昼食後、自然観察センター経由で天園に向かいます。 天園を過ぎて覚園寺への分岐のあたりに百八やぐらがあります。以前は案内板が出ていたのですが今はありません。 案内表示類は新しくなっているので表示をやめてしまったと言うことでしょうか。 確かに行ってみるといたずらされた跡があちこちに見られます。鎌倉時代からの歴史を物語るものが、現代になってあっと言う間に壊されてしまうというのは何とも情けないことです。 |
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更に歩いて十王岩の近くの斜面には朱垂木やぐらがあります。やぐらの軒裏に朱色の垂木のような模様が描かれています。 |
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![]() 朱垂木やぐら全景 |
![]() 軒裏に朱色の線が見える |
![]() 朱の線の拡大 |
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いよいよ最後の下りにかかります。建長寺の半僧坊に降りる手前の展望台からは遠く伊豆大島の姿を見ることが出来ました。 |
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![]() 遠くに伊豆大島が見えます |
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建長寺の方に降りると拝観料300円を支払わなければならないのと、 その後車道を長く歩かなければならないので、 そのままハイキングコースを歩いてゆくと程なく明月院脇に出ました。 今日はここで解散です。お疲れ様でした。 そして、今日トップを歩いて頂いた保坂さん、ありがとうございました。 |
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