
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平19総使、第184号)
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JR橋本駅06.50−07.50久保吊橋08.10〜09.02久保分岐09.09〜10.00(1220m)10.12〜11.06大室山11.38〜12.21神ノ川ヒュッテ分岐〜13.10(934m)13.20〜13.35鐘撞山13.48〜14.31林道14.45−16.00JR橋本駅
今回は、みろく山の会の山行で大室山から鐘撞山に向かう。丹沢北部は交通の便が悪く、バスで行くとJR橋本駅からほぼ1本しかない三ヶ木と月夜野でそれぞれ乗り換えてゆかなければならない。会山行では貸切バスで行くのでその点が解消され時間の節約にもなる。
4時半起床。最寄り駅から始発電車に乗りJR橋本駅集合。今回は総勢35名という事でマイクロバス2台に分乗して出発。約1時間で出発地点である久保吊橋に到着した。
準備運動の後出発。登山道はそんなに歩き込まれているわけではないので、落ち葉が積もっていて気持ちが良い。登り始めるとすぐに薄暗い杉の植林地。久保分岐を過ぎた頃からマツとヒノキの急登。1000mを越えるとヒノキが消え、マツとブナの混在したなだらかな明るい尾根となる。1200mを越えたあたりで前日降った雪が現れ始める。このあたりからマツに代わってカラマツが混じってくる。大室山手前はブナの純林。大きな幹周りの立派な樹があちこちに見られ感動する。
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久保吊橋を渡る
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杉の植林地を登る
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マツとブナの林
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カラマツが現れる
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ブナの森
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立派なブナの樹
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大室山の頂上は二等三角点(大群山)。真っ白い富士山と南アルプスが木立の間からのぞく。ここで昼食とする。
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大室山山頂
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大室山(大群山)二等三角点
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南アルプス
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富士山
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鐘撞山への経路は、右の鹿柵沿いに東に下ってゆく。1300mと934mの平場以外はかなりの急降下。ロープが何カ所も張ってあるが、霜が解けて滑りやすく、また崩れやすい部分も多数あり結構怖い。大人数のため稲妻形に下る部分では落石を起こさないよう特に注意が必要。下りというのでストックを段取りしたが、途中でザックにしまい両手を使って下りる。
鞍部から50mほど登り返して、ようやく鐘撞山に到着。
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左が蛭ヶ岳、中央が塔ノ岳、右が檜洞丸
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急坂を下る
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手を使って下る
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鐘撞山の鐘。鉄製なのか赤さびが出ている。叩くと結構高い音で響く。
鐘撞山は三等三角点なのですが、鐘に夢中で探し損ねた。
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鐘撞山
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鐘撞山からは神ノ川林道まで真っ直ぐ下りる。急勾配の下りなのだが、さっきまでの崩れやすい道とは違い、手入れの行き届いた植林地の作業道のためとても歩きやすい。
14時半に林道に到着。待っていてくれたバスに乗り、橋本駅に戻ったのだった。私は、バスの車内で持参のウイスキーで酔っぱらってしまい、反省会にも出席せずにふらふらになって自宅に帰りました。やれやれ・・・
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交通の便の悪いところにリーズナブルに行けるというのも、みろく山の会に参加した魅力の一つです。これも会の運営をサポートしてくださるメンバーとリーダーのおかげだと感謝しています。私も少しずつでもお手伝いしなくてはいけませんね。
今年も楽しく安全に山を楽しみたいと思っていますので、皆様のご指導をよろしくお願いいたします。
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