2008年12月29日
境界尾根〜八丁経路
谷太郎川左岸支尾根を完登
![]() 地図をクリックすると別画面で1:12500図を表示します。 |
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煤ヶ谷バス停0728〜0810大小屋沢出合〜0832K16杭〜0940(750m)0950〜1045七沢山〜1100大山三峰山1110〜1150惣久経路分岐〜1213八丁経路分岐〜1316水の尻沢出合1320〜1340清川村役場バス停 煤ヶ谷バス停(0h40)大小屋沢出合(1h30)750m(1h)七沢山(0h15)大山三峰(0h40)惣久経路分岐(0h25)八丁経路分岐(1h10)水の尻沢(0h10)煤ヶ谷バス停 今日は念願の境界尾根から八丁経路を歩く。不動尻から入ろうと思ったのだが、いざ厚木バスセンターのバス停に行ってみると、朝の便は神奈川リハビリ止まりだった・・・ 歩いても大したことはないと思ったが、ついつい足は宮ヶ瀬行きのバス停に向かってしまった。 結局いつもの煤ヶ谷から歩き始めることとなった。 ということで、入山地点は境界尾根南側の750mに突き上げる孫尾根でなく大小屋沢出合からになった。以前境界尾根を下ったときには出合地点まで尾根を素直に下ったが、今回はネットで話題になった大小屋沢の奥にある炭焼き窯跡を見に行こうと少し沢を遡ってみる。結構はっきりした踏み跡がある。 (翌日判明したのだが前日にシチミさん、AYさん、kazさんが遡行していたのです。) すぐに釜の跡を見かけるがこれではないだろう。更に遡ると、径は左岸に渡ることになる。左岸側は宝尾根。今日はこっちではない。この先どうなるのか不安になり、自宅においてきた本日の行程と違うところに来ていることもあり、あきらめて境界尾根に取り付くことにする。すぐ右側に鹿柵が現れ、若干トラバース気味に尾根筋にたどり着くとK16杭の場所だった。 |
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![]() 大小屋沢沿いに進んでゆく |
![]() 河原の炭焼き窯跡 |
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ここから急登の尾根を登ってゆく。久しぶりの尾根歩きのため息が切れる。休み休み歩きようやく750mのポイントに辿りついた。本当はここにつながっている孫尾根から登ってくるはずだったのだ。先日その尾根で亡くなった富士夫さんに黙祷を捧げた。一息ついたところで1回目の昼食とする。 ここからは尾根が痩せて少々怖いアップダウンが始まる。慎重に登り慎重に下る。途中608mから上がってくる孫尾根を見たが、とても登ってこれそうにないほどの急登だ。次回試してみようと思っていたが、もう少しネットで資料を集めてからの方が良さそうだ。 |
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![]() カラースプレー跡も だいぶ目立たなくなってきた |
![]() 尾根が痩せてきた |
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七沢山(竹沢ノ頭)に到着し一安心。一般登山道を大山三峰に向かう。この登山道もそれなりに怖い。今年の滑落事故の件もあってか、いたるところ鎖だらけになっている。一旦事故が起きてしまうとこのようになってしまうのだろうなあ。 三峰で2回目の昼食ののち更に歩を進める。惣久経路分岐のあたりで今日会った唯一の登山者とすれ違う。惣久経路分岐は立入禁止ロープが切れてしまっていた。以前は経路の尾根を突き上げて崩壊地のピークに出たが、本来はこの場所からトラバースしながら惣久経路の尾根に進むのが昔の経路だったようだ。 |
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![]() 七沢山に到着 |
![]() 境界尾根を振り返る |
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![]() 大山三峰に到着 |
![]() 大山三峰の三等三角点(三峰934.60m) |
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![]() 惣久経路分岐 (煤ヶ谷4.7km表示) |
![]() 崩壊地から丹沢主脈・丹沢三峰が一望できた |
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八丁経路分岐は道標にマジックインクで記入がしてあった。なだらかそうな尾根だと思って入ったが意外と勾配がきつい。それでも踏み跡がしっかりしている場所が多く途中からは鹿柵沿いの作業道などもあって経路を誤ることはない。 いよいよ麓に辿り着くというところで尾根を横断する保護柵に突き当たる。柵沿いに左に向かうと水の尻沢沿いの舗装道に出た。 |
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![]() 八丁経路分岐 |
![]() 道標にマーキング有り |
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![]() 気持ちの良い尾根 |
![]() 立派なモミの木がある |
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![]() 麓の民家が見えてきた |
![]() 尾根を下るとここに出てきます (写真の左側は墓地になっています) |
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煤ヶ谷バス停に到着したが、バスは30分後。一つ先の村役場前バス停にはベンチがあるのでそこまで歩き、バス待ちのおばあさんと世間話をしながら3度目の昼食をとった。 久しぶりの山歩きはクタクタ。登りは足がまともに上がらず十歩登っては休み四歩登っては休みで、はかどらない。下りは下りで、足を滑らせ危ないこと甚だしい。1ヶ月のブランクは大きい。もう少し鍛え直さなければ・・・ これで谷太郎川左岸の尾根は完登。今後は各支尾根から派生する孫尾根を楽しむとともに唐沢川左岸・右岸の尾根にも足を伸ばしてゆきたい。 |
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