2011年05月08日
高取山〜仏果山〜荻野高取山
相州アルプス最東端を縦走する






本厚駅バス停0655−0737宮ヶ瀬小中学校バス停…0750尾根取付…0850高取山0900…0928仏果山0940…1010革籠石山(かわごしやま)…1022土山峠分岐…1035半原越1039…1103経ヶ岳1125…1158華厳山…1215荻野高取山…1220発句石1230…1308大平橋…1325東谷戸入口バス停…1332荻野神社入り口バス停1339−1408本厚木駅バス停




 ゴールデンウイークの中央分水嶺の山行で体力の衰えを痛感し、まじめに歩くようにしようと考え、今まで懸案だった相州アルプス最東端の高取山、仏果山、経ヶ岳、華厳山、荻野高取山と歩いてきました。
噂の西山の採石場もしっかりと見てきました。

 宮ヶ瀬小中学校バス停を降りて戻りやまびこ大橋を渡って左に行くと目的の尾根に着く。取り付きは急だ。格子状の法面保護の端部を横に生える樹を頼りに登る。枯木に掴まり折れてヒヤッとする。


宮ヶ瀬湖と宮ヶ瀬尾根

道路で寸断されたこの尾根を登る
今回は右側から取り付いた

 ようやく尾根に乗り少し歩くと尾根の左側から階段状の仕事道が続いている。なあんだ、尾根の左側から登れば簡単に登れたのにと反省。尾根を更に登ると赤テープを巻いた樹と山道具に被せたブルーシートがあちこちに見つかる。今まさに手入れをしている最中のようだ。主尾根に辿り着けば、ロープを張った入口に「関係者以外立入禁止」真新しい立て看板がある。


快適な尾根


今登った尾根は作業中のため立入禁止だった・・・

 ここまで来れば、普通の登山道。楽しく進む。でも気を抜いてはダメだ。仏果山に到着し展望台から眺めたあと、登山道を下り始めたが何かヘン。下山道を下っていたのだ。慌てて登り返し、地図を確認する。辿るべき尾根道は、山頂から高取山方面に少し戻った所から分岐していたのだ。改めて尾根道を進む。若干の痩せ尾根部分があるが眺めの良い新緑の遊歩道だ。


高取山の展望台から登った尾根を振り返る


尾根右側に作業路があったのだ


宮ヶ瀬ダムも見えた


先には仏果山が見える





 半原越で林道を横切り、経ヶ岳まできつい登りをこなす。経ヶ岳で昼食。華厳山を過ぎ、荻野高取山手前で登山道を離れて採石場の柵沿いに尾根を進む。ピークを過ぎると正面にロープが張ってある。これを跨いで先に進むと更にもう一つロープが張ってある。これも跨いで進むと、発句石が見えた。




半原越え


経ヶ岳手前の経石は南側に彫り込みがある







 実は、私はこの先の尾根の指導が廃止されて通れなくなっているとのことだったので、そ〜と、柵沿いに尾根を進んでしまおうと思っていたのだ。ところが、発句石まで進んでみた先には、尾根の片鱗さえ見えず、真下に真っ平らな採石場が広がっている。尾根が丸ごと無くなっているのだ。これでは進むことが出来ない。あきらめて最初のロープの所まで戻り、テープの付いた踏み跡を下る。


発句石


発句石の先は尾根がすっかりなくなり
平になっていた

 ようやく辿り着いたのはゴルフ場。その柵には札が架かり、この先を進めということらしい。閂を開けゴルフ場の敷地を進む。ゴルフ場の中は何処でも進んで言い訳ではない。沢沿いの小汚く舗装されたルートがゴルフ場を突き抜ける市道になっているようだ。暫く歩くと柵を潜ることなく上荻野の集落に入り、大平橋につく。ここから舗装された車道を20分ほど歩くとバス停だ。ちょっと時間があったので一つ先のバス停まで歩いて乗車し本厚木駅に向かった。


降りた先はゴルフ場
ここはゴルフ場内の市道です





ここからは観察した花たち


ヤマツツジ


ヤエザクラ


センボンヤリ


ヒメハギ


ムラサキケマン


ニリンソウ


ジュウニヒトエ