2007年9月16日
三峰神社〜雲取山


この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図数値地図50000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平19総使、第184号)



西武秩父駅0910−1025三峰神社駐車場1030〜1040三峰神社〜1100奥の院分岐〜奥の院1130〜1200奥の院分岐〜1252霧藻ヶ峰〜1315お清平〜1052前白岩ノ峰〜1425白岩小屋〜1452白岩山1500〜1540大ダワ〜1600雲取山荘1617〜1649雲取山〜1650避難小屋




 横浜から三峰神社までは遠い。自宅を5時20分に出て相鉄線、東横線、山手線、西武線と乗り継ぎ西武バスが三峰神社の駐車場に到着したのが10時25分。なんと5時間。遠かった・・・

 早速歩き始める。せっかく来たのだからと三峰神社と奥の院にお参りすることにする。本宮にお参りする途中に奥の宮を谷越しに参拝できる拝殿に寄る。遙か向こうに切り立った峰が見える。地図から受けた印象と違い遠く険しそう。ちょっと立ち寄るという雰囲気では無い。本宮に参拝した後、登山道に入る。二つ目の小さな鳥居から左の分岐に入り奥の院に向かう。結構な急登。このあたりは落雷が多いらしく解説板も設置されている。近くにはつい最近落雷によって裂けたと思われる樹も見ることができた。腐りかかった木橋や少々の鎖場を通り、ようやく辿り着いた奥の院。険しい峰の頂きの深遠な雰囲気を期待していたのだが、明るい石造りの社。少々拍子抜けしたがありがたくお参りさせていただく。戻り道は雲取山方面へのショートカットがあるはずだったのだが、見つけることが出来ずに最初の分岐点の鳥居まで戻ってしまった。コースタイムで20分ほどのロス。


腐りかかった木橋を渡る


落雷で裂けた杉


三峰神社奥の院


 本来の登山道に戻り雲取山に向かって南進する。廻りはシラビソの森が幽玄な雰囲気を醸し出す。険しいヤセ尾根の急登もあり飽きさせない。登山者は多いらしいのだが路は細く、いわゆる「破線道」を歩いている雰囲気。シロヨメナが群落を形成して沢山の花を付けている。初見であるシラヒゲソウを3株ほど見つけた。また、大きな岩面にはトリカブトの群落も見かけることが出来た。雲取山を目前にして大ダワを下る。いつものことだが、せっかく登ったのにもったいないと思ってしまう。へろへろになって辿り着いた雲取山荘。水場の冷たい水の美味しかったこと。

シラヒゲソウ


シラヒゲソウ


シロヨメナの群落


シロヨメナ


 もう少し頑張って雲取山頂上へ。廻りは霧で展望はなかった。少し奥に見える避難小屋が本日の宿。本日の泊まりメンバーは総勢8名でした。学生2人組はお祭りから登ってこようとしたが、崩壊して途中から登れなかったので鴨沢まで戻って改めて登ってきたとのこと。私は明日石尾根を下るつもりだと隣人に話すと「健脚ですね。」といわれた。下る一方じゃないのですかとドキドキしながら聞くと、「七ツ石山の登りが大変だが、あとは巻き道があるのでたいしたことはないが、先週の台風の影響で通れるかどうか判らない。しかし尾根道を通っている分には下ることはできるだろう。」とのことだった。少々心配になりながら就寝。


雲取山山頂


雲取山一等三角点


原三角測点の碑




2日目(9月17日)へ

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図50000(地図画像)、
数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平19総使、第184号)